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井上尚弥が米専門サイトの「最強ランク」で1位 カネロ、ロマチェンコ抑え

11/19(火) 12:52配信

スポーツ報知

 米ボクシング専門メディア「ボクシング・シーン」は日本時間19日、独自に選定するランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP=全階級を通じての最強選手)上位10人を発表し、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で優勝したWBAスーパー&IBF世界同級王者・井上尚弥(26)=大橋=を1位に上げた。

 2位は2日にWBO世界ライトヘビー級王座を奪取し、世界4階級制覇を果たしたサウル“カネロ”アルバレス(メキシコ)、3位は世界3階級制覇でWBA、WBO世界ライト級王者のワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)。4位は35戦無敗のWBO世界ウエルター級王者のテレンス・クロフォード(米国)が入っている。

 井上は7日にワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)決勝で、元世界5階級制覇ノニト・ドネア(フィリピン)との激闘を3―0の判定で制し、初優勝。この結果を反映させた。

 同誌は寸評で「WBSSで優勝し、彼は全盛期に入っているようだ。彼は間違いなくスポーツの中で最もダイナミックで完全な攻撃力だった」「“フィリピンの閃光(せんこう)”に対し、井上は骨折した眼窩(がんか)底骨骨折に耐えて戦い、まぶたを切り、鼻骨も割りながらドネアを攻め落とした」「ドネアとの戦いは、私たちがまだ井上の最高のものを見ていないかもしれないということを暗示している。トップランク社は、彼の走りを高いレベルでの戦いを続けてバンタム級で終わらせるか、ドルの誘惑から彼をスケールアップさせるだろうか? 2020年は日本のタイタン(巨人)にとって興味深いものになるだろう」などとしている。

 日本ボクシングコミッションの安河内剛事務局長は「1位ですか? それはすごいことです! こんな時代が来るとは…」と驚きを隠せなかった。最も権威のある米専門誌「リングマガジン」のPFPでは井上は3位だったが、「3位でも驚きです。ある程度、評価のあるメディアの選定ですから、相当な評価だと思っています。想像もしながった事態が起きていると言っていい。井上尚弥選手は、アンダー15(15歳以下)から育った選手で、本物のボクシングを見せるという、やってきたことの集大成が3階級制覇、2団体王者、WBSS優勝。それを世界で評価してもらえたことは衝撃的でもある」と分析した。

 最新のPFP10傑は以下の通り。

(1)井上尚弥(大橋)=WBAスーパー、IBFバンタム

(2)サウル・アルバレス(メキシコ)=WBC、WBAミドル、WBAスーパーミドル、WBOライトヘビー

(3)ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)=WBA、WBOライト

(4)テレンス・クロフォード(米国)=WBOウエルター

(5)オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)=WBCクルーザー

(6)エロール・スペンス(米国)=IBF、WBCウエルター

(7)マニー・パッキャオ(フィリピン)=WBAウエルター

(8)フアンフランシスコ・エストラーダ(メキシコ)=WBCスーパーフライ

(9)ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)=IBFミドル

(10)ジョシュ・テイラー(英国)=IBF、WBAスーパーライト

※階級は保持する世界タイトル

報知新聞社

最終更新:11/19(火) 16:14
スポーツ報知

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