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ダイエットとリバウンド 40kg減量して学んだ戦い方「週150分の壁」 医学的目安は?医師らの見解

2019/11/21(木) 7:00配信

withnews

運動を習慣にするためのポイント

続けられる人とそうでない人が分かれやすい「運動」。もう少し掘り下げてみましょう。人が健康によい行動をする可能性を高める要因として何があるかを示す考え方を「健康行動理論」と言います。それによれば、運動を続ける要因には以下の7つがあります。

1. 運動をすることが自分にとって本当に『よい』ことだと思うこと

2. 運動をうまくおこなえるという『自信』があること

3. このままでは『まずい』と思うこと

4. 運動をする上で『妨げ』が少ないこと

5. 『ストレス』とうまく付き合っていること

6. 運動をする上で周りから『サポート』が得られること

7. 健康になれるかどうかは社会的要因や運もあるが、自分の『努力』によっても左右されると思うこと

以上と照らし合わせながら、私の場合について振り返ってみます。まず、ダイエットの障害となっていたのは「妨げが多く」「ストレスも大きい」ことでした。

相対的貧困やハードワークによるストレスなどの社会的要因は肥満のリスクです。また、金銭的・時間的余裕がない状態では、「サポートを得る」ことも難しいのが実情でしょう。健康行動理論においては「これらの要因のうちその人においてまだ十分に満たされていないものがあれば、その要因を満たすこと」が推奨されます。

私は後に、何度かの転職により環境が変化し、金銭的・時間的な余裕が少しずつ生まれていったことで、不足していた要因を「満たす」ことができたのでしょう。これはあくまで結果論であり、肥満と社会の問題が密接に結びついていることがわかります。

さらに、どの要因が十分で、どこが不十分かは人により本当にさまざまです。だからこそ運動療法の研究も難しいのでしょう。

共通点もあります。例えば、こうして肥満を解消する情報にたどり着いた人であれば、「このままではまずい」ということは、心のどこかでわかっているのではないでしょうか。運動がよいということも、この記事で繰り返し、紹介しました。

一方で、社会的要因以外にも難しいのが「運動に自信を持つこと」と「自分の努力を信じること」です。ただし、繰り返しになりますが「やればやせる」が原則ですから、前述したような自転車や水中運動、歩くことなどを徐々に始めてみるのはいかがでしょうか。

不健康は落ちやすく、上りにくい落とし穴。経験者として引き続きその穴を埋め、誰かが落ちてしまったときの上がり方を伝えていきます。

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最終更新:2019/11/21(木) 7:00
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