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メルセデスがトロロッソ・ホンダを抜けなかったことに“驚いた”と元F1ドライバー

11/20(水) 19:59配信

TopNews

かつてザウバーやベネトンで活躍した元F1ドライバーのJ.J.レートは、先週末にインテルラゴス・サーキットで行われたF1ブラジルGP決勝のファイナルラップでの出来事にはひどく驚かされたようだ。

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今年のブラジルGP決勝ではバルテリ・ボッタス(メルセデス)がマシントラブルで戦線離脱し、フェラーリ勢が同士討ちを演じ、終盤には初表彰台確定かと思われたアレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)がルイス・ハミルトン(メルセデス)にぶつけられてそのチャンスを失うという波乱に満ちた展開となった。

最終ラップでは2番手に浮上していたピエール・ガスリー(トロロッソ・ホンダ)をハミルトンが追い上げたものの、わずか0.062秒差でガスリーが先にフィニッシュラインを越えていた。

最終的にはアルボンとのクラッシュを引き起こしたことで5秒ペナルティーが下されたハミルトンが7位に下がったものの、ハミルトンの乗るメルセデスF1マシンがガスリーの乗るトロロッソ・ホンダをオーバーテイクすることができなかったことで、レートの頭の中にはある仮説が頭をよぎったようだ。

「メルセデスはすでに両方のタイトルを手にしていたことを忘れてはならない。だから彼らには勝利は必要なかったんだ」

母国フィンランドの『Iltalehti(イルタレティ)』にそう語った53歳のレートは次のように続けた。

「つまり、彼らはパワーを落としていたことが考えられる。だからライバルたちの方が速いように見えたんだ」

「私は間違いなくより新しいタイヤを履いていたハミルトンの方が最終コーナーをうまく立ち上がり、スリップストリームをつかって簡単にガスリーを追い抜くだろうと考えていたよ」

だが、実際にはそうはならず、最後はホームストレート上を併走する形にはなったものの、ホンダエンジンを搭載するガスリーのマシンがハミルトンを抑えて先にチェッカーフラッグを受けていた。

「ハミルトンの最後のペースは本当に遅かった。トロロッソの方が速かったという事実は本当に驚きだよ。何かの陰謀説が出てきてもおかしくないんじゃないかな?」

実際のところ、ハミルトンのマシンがアルボンとの接触によってフロントウイングにダメージを負っていたのは明らかであり、その影響がファイナルラップでのペース不足という形で現れたと見るのが正解ではないだろうか?

ともあれ、レートも今ではメルセデス、フェラーリ、ホンダ、そしてルノーの4つのF1エンジンの差はもうほとんどなくなってきていると考えている。

「彼らがみんな大きな改善を果たしたのは素晴らしいことだし、特にホンダは大きな前進を果たした。現状ではほぼ一線に並んでいるね」

そう語ったレートは次のように付け加えた。

「すべてのエンジンメーカーがパワー、ドライバビリティー、そして信頼性の向上を果たしている。それは来季に向けてのいい兆候だよ」

最終更新:11/20(水) 19:59
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