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ヤフー・LINE統合も「太平洋の1滴の水」~公取委は世界規模判断必要

11/20(水) 11:20配信

ニッポン放送

ニッポン放送「ザ・フォーカス」(11月19日放送)に中央大学法科大学院教授、弁護士の野村修也が出演。ヤフーとLINEの経営統合について解説した。

GAFAには太刀打ちできないが、やらないよりは1歩前進

11月18日、Yahoo! JAPANを展開するZホールディングスとLINEが経営統合に向け基本合意したことを発表したが、統合にむけ、公正取引委員会による独占禁止法の審査などの認可を得ることが必要になる。それに対し、Zホールディングスの川邉健太郎社長は「独禁法についてはさまざまな審査があると思いますが、我々は判断される立場。審査に関しては進んで協力していきたい」とコメントした。

森田耕次解説委員)ヤフーとLINEは来年の10月までに統合を完了させる見通しだということです。ヤフーとLINEが持つビッグデータの活用、展開する各サービスの集客面で相乗効果を見込んでいます。AI(人工知能)などを対象に毎年1000億円の開発投資も進めるとしています。タイや台湾などのLINEが既に進出している地域を足掛かりに、アジアから世界をリードするAI企業を目指すのだと18日の記者会見でも発表しています。

野村)世界はGAFAが支配しているわけですよね。これと対抗していくためにはいまのヤフーとLINEそれぞれでは全然太刀打ちできないということが言えます。この2つは合併ではなく経営統合で、持ち株会社の下に2つがぶら下がって統合していくわけですが、このやり方をしても、実は世界の規模からいっても50分の1くらいしかないのですよね。これで本当に太刀打ちできるようになるのかということですが、やらないよりは1歩前進ということが言える程度だと思います。

森田)日本経済にとっては上向きになるのでしょうか。

野村)いまはデータが新しい財産なのですよね。世界中でいちばんみんなが競い合って奪い合っているものがデータなわけですけれども、ある程度の規模を持たないと、覇権競争のなかでは生き残っていけません。その次のステージ5Gの世界になったときに、日本が何らかのポジションを取れるのかというところは、いまが正念場なのです。そこでこの2つの会社が統合していくことによって、GAFAが独占しているところに入り込んでいかなければいけません。勝てるかどうかというよりも、いまのままでは負けてしまうというのが日本の現状なのですよね。

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最終更新:11/20(水) 13:45
ニッポン放送

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