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ゲーミングスマホ「ROG Phone 2」はハイエンドのさらに上をいく

11/20(水) 13:00配信

アスキー

ASUSはゲーミングスマートフォン「ROG Phone 2」を日本で発売する。ライターの中山氏からさっそくファーストインプレッションをもらった。
 PUBGのような3Dバトルロイヤル系ゲームなど、CPUパワーを使うゲームがスマートフォンでも増えてきており、より快適な環境でプレーしたいというユーザーも多い。そんなユーザーを満足させるためのスマートフォンが、今回レビューするASUSの「ROG Phone 2」。前モデルもゲーマーを満足させるための性能や機能だったが、今回はさらにブラッシュアップさせている。
 

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箱もスペックもド派手な仕様
 まずは製品の前に、パッケージから紹介する。スマートフォンのサイズからすると、かなり大型で派手な箱が使われており、ゲーミング用アイテムらしさはこの箱からも感じられる。
 
 パッケージとしてはスマートフォン本体や充電器、充電ケーブルといったお決まりのものだけでなく、バンパータイプの「Aero Case」ケースと、空冷システムの「AeroActive Cooler II」も同梱している。スマートフォンに高負荷がかかるゲームをする場合、熱対策は重要なポイントなので、AeroActive Cooler IIが標準で付属するのはありがたい。さらに側面端子用のカバーとAeroActive Cooler II装着時に自立させたい場合に貼り付けるパーツも用意されている。
 
 ROG Phone 2のディスプレーは6.59型(1080×2340ドット)と前モデルの6型から拡大。有機ELパネル採用なのは変わらないが、リフレッシュレートは最大120Hzに対応(応答速度1ms)。120Hzに対応するゲームなら、よりスムーズな描画が期待できる。またリフレッシュレートは設定からも変更・調整可能で、システム全体にも対応している。そのほかコントラスト比やHDR10対応といったポイントも改善されており、ゲームだけでなく、動画配信サービスを楽しむにもピッタリだ。
 
 プロセッサーはクアルコムのSnapdragon 855 Plusと現時点では最高のモデルを搭載。メモリーは12GB、内蔵ストレージは512GB(UFS3.0)、もしくは1TB(UFS3.0)の2モデルが用意されている。メモリーとストレージに関しては、下手なノートパソコンを凌駕するスペックだ。
 
 各種ベンチマークの結果は下記のとおり。せっかくなのでAeroActive Cooler IIを装着した状態で計測してみた。ハイエンドのSnapdragon 855 Plusを搭載しているだけあり、現存のスマートフォンとしてはトップクラスのスコアをたたき出している。
 
 ちなみに各ベンチマークアプリを走らせると、大抵のスマートフォンはかなりの熱をもちなかには長時間触れないようなものもある。ところがAeroActive Cooler IIを装着した状態で計測したROG Phone 2は、そこまで本体が熱くなっておらず、AeroActive Cooler IIの効果はかなりあるようだ。
 
カメラは「ZenFone 6」相当でAI機能も装備
 カメラは背面がデュアル仕様で4800万画素(メイン)と1300万画素(広角125度)の組み合わせ。残念ながら時間の関係で作例撮影などはできなかったが、基本的にはASUSから発売されている「ZenFone 6」と同じ仕様とのこと。ZenFone 6と違ってカメラ自体の回転機能はないものの、AIシーン識別機能などを装備し、ポートレートモードなども用意されている。ROG Phone 2はゲーム専用というだけでなく、スマートフォンとして満足のいく写真を撮影できる。
 
ゲーマー向けに機能や性能を強化
 本体底面にはUSB Type-C端子とイヤホンジャックを装備。最近のハイエンドスマホでは、イヤホンジャックを廃し、Bluetoothイヤホンを使うのが一般的だが、ゲームの場合遅延を懸念するユーザーが多いため、イヤホンジャックは必須ともいえる。
 
 また前モデルと同じく、本体左側面にもUSB Type-C端子を搭載している。そのためゲームに多い横位置での使用時に、USBケーブルを挿したままでも邪魔にならない。
 
 Active Cooler IIは装着時に本体左側面のUSB Type-C端子に接続するが、AeroActive Cooler II自体にもUSB Type-C端子とイヤホンジャックが用意されており、おなじく充電可能なだけでなく、有線のイヤホンもプレーの邪魔にならない場所に挿せる。
 
 本体右側面の上部と下部には「Air Trigger II」というタッチセンサーを装備しており、ゲーム中のボタンとしても利用可能。この機能自体は前モデルにも搭載されていたが、今回のモデルでは左右どちらかのボタンをオフにしたり、タップする位置などを調整できるようになっている。こういった機能はゲーム自体で使用が禁止されていたりするケースもあるので、利用するときは注意が必要だが、スマートフォンでもより快適にゲームがプレーできる機能としてはありがたい。
 
 「Air Trigger II」はゲーム使用時だけでなく、通常の利用時にも使用可能。端末を握ることでGoogleアシスタントを呼び出すなどの機能が割り当てられる。
 
 バッテリーは6000mAhとタブレット並みの大容量。3Dゲームなどは処理が重たく電力消費も多いが、これなら充電なしでも長時間遊べるので安心。さらに付属の充電器を使えば10V/3A、最大30Wでの急速充電が可能なため、大容量のバッテリーでも充電時間が短縮できるのもポイントだ。
 
 本体背面には色が変わるイルミネーションのロゴマークも搭載しており、まさにゲーミングマシンといった印象。指紋認証センサーがディスプレー内搭載になっているので、背面に指紋認証センサーがあった前モデルよりもさらにクールなデザインだ。
 
 本気でスマートフォンのゲームに取り組みたいユーザーなら、購入して損はない。そんなモデルに「ROG Phone 2」は仕上がっている。
 
 
文● 中山 智 編集●ASCII

最終更新:11/29(金) 17:11
アスキー

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