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基本的にバイクの速度制限はナシ? 「カオス」でも譲り合いの精神を強く感じるインドネシアの交通事情とは

11/20(水) 11:00配信

バイクのニュース

急激な成長をみせるインドネシア

 日本国外務省の発表によると2017年の時点で人口2億6399万人を数え、中国、インド、アメリカに次いで世界4位といわれるインドネシア。国ごとの経済指数を表すGDPにおいても世界ランクで16位に位置し、今やオランダやスイス、スウェーデンなどを凌ぐ位置にある赤道直下の同国ですが、スマトラ島やジャワ島など『列島』で構成され、火山や地震が多い部分など、どことなく我が国、日本と重なる一面を持ち合わせています。

ジョグジャカルタの交通事情を画像で見る

 もちろん、今や世界第3位の経済大国となった我が国、日本と東南アジアのインドネシアでは現状、貨幣価値や物価など経済の状況も、交通のインフラも大きく違うのですが、しかし、この国には、筆者が子供の頃、目にした『昭和の風景』にも似た活気を感じます。

 ここでは、そのインドネシアの街中で見た『バイクの交通事情』についてをご紹介させて頂くのですが、おそらく現地に行ったことのない多くの方々が驚くであろう風景が広がっています。

ジョグジャカルタで見られる驚きの光景とは?

 今回は首都のジャカルタではなく、同じジャワ島の中でだいたい中心的な位置にある『ジョグジャカルタ』の様子をお伝えさせて頂くのですが、ここは今も王宮がある場所で世界遺産の『プナンバナン寺院群』や『ボロブドゥール寺院遺跡群』があり、いうなれば日本の『京都』のような街。ここは「ジャワ人のふるさと」と言われているそうです。

 人口は 約1億2400万人で世界一位の数の人々が暮らす島、ジャワ島の中でジャカルタやスラバヤ、バンドゥンなどの100万人都市ではなく、約60万人規模とのことですが、街中を走るバイクの数やクルマに対する比率、そして、その様子は驚きの一言。まさにカオスと表現しても差し障りがないほどに「グチャグチャな感じ」となっています。

 その交通事情に関して、現地で総合バイクWebサイトの『NaikMotor.com』を運営するArif Syahbani氏に話を伺ったのですが、基本的にバイクの速度制限はナシ。排気量は125ccとのことですが、マニファクチャー(メーカー)が正式に販売するものは、その限りではないとのことです。

 実際、最近のインドネシアではホンダのCBR250RRやカワサキのNinja250が販売されているので、250ccクラスのバイクもチラホラと見かけます。またハーレーをはじめとするビッグバイクを街中で見ることは、ほとんどないのですが、現地生産ではない欧米のバイクは関税率200%とのことで非常に高額です。

 またカスタムバイクも登録の規制はないそうですが、Arif氏曰く「基本的には週末や夜に乗るもの」とのこと。厳密なルールがないからこそ、それぞれの自主性に任せたものとなっているというから驚きです。
 
 とはいえ、インドネシアの交通事情がまったくの『NOルール』かと言われれば、そうではなく、バイクは高速道路を走行することが出来ません。またクルマは高速道路では最低80km/h、最高速は120km/hに規制されているそうです。

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最終更新:11/20(水) 12:48
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