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新橋駅の高架下に「陰キャ」も「陽キャ」も引き寄せそうな「薄暗~い飲み屋街」が誕生したワケ

11/20(水) 17:31配信

アーバン ライフ メトロ

ここに集まるのは陽キャか、陰キャか……

 2019年11月20日(水)、東京メトロ銀座線の新橋駅7番出口から徒歩1分ぐらいのところに、新しい飲食施設がオープンしました。

【画像】高架下の風情が惹きつけるのは陽キャ? 陰キャ?……意外と老若男女に受けそうな「URACORI」の内部に潜入

 JR線の高架下という立地をそのまま生かして、内部は全体的にちょっと薄暗い雰囲気。幻想的な照明が内部を控えめに照らしています。薄暗さを逆手に取った演出は、客同士の距離を微妙に近づけてくれそうな「大人の社交場」というコンセプトに基づくものだそうです。

 この新しい飲食施設の名は「URACORI(ウラコリ、銀座裏コリドー)」(千代田区内幸町)。運営するのはタクシー業などを展開する東京交通興業(千代田区有楽町)で、計11店舗が営業中です。18日(月)に開かれたメディア向けの先行内覧会に参加して、内部の様子をチェックしてきました。

 施設内はさまざまなところにスポット照明やモニター画面が設置されていて、暗さと明るさのコントラストが絶妙です。URACORIのキャラクターと思しき顔マークのライトが、至るところで鮮やかに降り注いでいました。

 JR新橋~有楽町駅間の飲みスポットといえば、高架下に続く飲食店街「銀座コリドー街」が有名。このURACORIはそのコリドー街の“裏バージョン”で、高架下らしく薄暗いムードは「穴蔵(あなぐら)感」が満載です。

 確かに、隣に座った客同士がふと交流が生まれるかもしれないという雰囲気を感じました。そしてこの日陰(ひかげ)感、日なたの人生を好まない「陰キャ」な人をも惹きつけてしまいそうな独特の魅力がただよっていました。

いい意味で「ちょっとヘン」な店が多数

 この薄暗いコンセプトに合わせてなのでしょう。施設内を回っていると、とにかく「ちょっとヘンなお店」にたびたび行き当たります。

 例えば「ゆBar(ゆばー)」。何でも、銭湯に来たかのような雰囲気を楽しみながらお酒が飲めるバー(???)だそうで、店内には銭湯風の照明看板、下足入れ、果ては番台までもが設えられています。

 さらには、タライに入れたお湯で「足湯」もできるそうです。冬場は厚手のタイツを履くことの多い女性の皆さん、この店へ行くときには脱ぎ履きしやすい靴下で行くのがよさそうですよ。

 それから「東京おでんラブストーリー」という名の40~50代男女ををホイホイ引き寄せそうなお店も見つけました。

 店内にはおでんの屋台の形をしたテーブルがいくつも並んでいて、客同士はぎゅうぎゅうに肩を並べてひとつの鍋からおでんをつつくのです。

 昨今、「仕事の忘年会で上司と鍋をつつくなんてイヤ……」なんて言うセンシティブな若者も多いと聞くなかで、知らない人と肩がぶつかりそうな距離でひとつ鍋を囲むというのは、なかなか攻めたスタイルです。

 そして食べたおでん串に「当たりマーク」が書いてあると、自分以外のお客の誰かにおでんを1本プレゼントできるとのこと。人見知りの人にとって極めて難易度の高そうな仕掛けですが、この際「おでんが当たったらどのイケメンにあげようか……」と目を光らせてみるのもあるいは楽しいのかもしれません。

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最終更新:11/20(水) 17:57
アーバン ライフ メトロ

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