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大学「日本一の捕手」まであと1 中日4位・慶大郡司 好リードで「炎上のにおいする」後輩救った

11/20(水) 5:30配信

中日スポーツ

◇19日 明治神宮野球大会 大学の部準決勝 慶大6-1城西国際大(神宮球場)

 中日にドラフト4位指名された慶大の郡司裕也捕手(21)が19日、明治神宮大会の準決勝、城西国際大戦で即戦力捕手らしい好リードを見せた。6―1で快勝し、目標にしてきた日本一に王手。20日に行われる関大との決勝は学生として最後の公式戦。この日はノーヒットだったが、自分も打って大学日本一の勝てる捕手となる。

  有終Vへ王手をかけた。郡司が、5投手による1失点継投をリード。準優勝した2004年以来15年ぶりとなる決勝舞台に導いた。「秋のリーグ戦が始まる前から『日本一になる』と口に出してきて、ここまで来た。何としても監督を日本一にしたい」。今季限りで退任の大久保監督を胴上げするのが見えてきた。

 先発は今秋、エース格と期待されながら1試合、2イニングの登板にとどまった3年の木沢だった。相手打線は木沢の148キロの直球にも対応し、立ち上がりから苦戦した。「ミート力のある打者が多いと思った。データ班の資料も参考に配球しましたが、自分の目も大事にした」。投手の良さを引き出すことを重視し、カットボールをうまく使って、直球の勢いを生かした。

 5回2死一塁では、自慢の肩も見せて盗塁を阻止。ボール球も多く「炎上しそうなにおいが立ち込めていた」という後輩右腕を5イニング3安打1失点にまとめた。担当として見続けてきた中日の近藤スカウトは「どっしり構えてくれてピッチャーも投げやすい。こう打たせたいという意図がリードに見える。野球勘もいい」と、投手視線であらためて勝てる捕手を評価した。

 打つ方は4打数ノーヒットだったが調子は悪くない。「打ち損じもありましたが、ボールは見えている。あしたは結果で応えたい」。全国大会の決勝は、仙台育英高時代に準優勝した3年夏の甲子園の東海大相模高戦以来。関西王者の関大を破って、山本省吾(現ソフトバンクスカウト)らを擁した2000年以来19年ぶり4度目となる日本一で学生野球を締めくくる。

最終更新:11/20(水) 5:30
中日スポーツ

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