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「スマホ・ホテル代支給します 」会社を装ったフィリピン日本人詐欺団 驚きの実態

11/20(水) 11:42配信

FNN.jpプライムオンライン

フィリピン入国管理局によるアジト摘発

11月13日午後、フィリピンの首都マニラ。7階建ての雑居ビルに入国管理局の逃亡犯追跡班の捜査員たちが一斉に入った。ライフル銃やけん銃を手にした捜査員たちは部屋に突入すると、「ひざをつけ」「手を上げろ」などと言って、部屋にいた日本人をしゃがませ、床に伏せさせた。驚いたり、おびえたりする表情を見せ、両手を上げる日本人たち。この部屋は、日本にウソの電話をかけてキャッシュカードをだまし取っていたとされる日本人らが、いわゆるアジトにしていた部屋だった。

【画像】アジトに残されていた資料には詐欺グループの手口が詳細に記されていた

アジトに残された大量の証拠

アジトには、会社の事務所のようにたくさんの机が並べられ、その上には、スマートフォンや住所録、それに電話をかけるマニュアルなどが置かれていた。犯行を裏付ける大量の証拠の数々だ。スマートフォンには、直前までグループでメッセージを交換していた形跡がみられ、「駅移動します」などと表示されていた。被害者からキャッシュカードなどを受け取るいわゆる「受け子」などとメッセージを交換していた様子がうかがえる。

10代から50代まで日本人36人拘束

フィリピンの入国管理局は警視庁から情報を得て、捜査に乗り出した。11月13日の家宅捜索によって、フィリピン当局は、スマートフォンやマニュアルなどを押収するとともに、日本人の男ら36人の身柄を拘束した。拘束した理由は不法就労。男らは10代から50代までと幅広い年齢層にのぼり、このうち1人は、記者の質問に対し、「旅行で遊びに来ていた」と容疑を否認した。36人は現在、マニラにある入国管理局の施設に収容されていて、今後、日本に強制送還される見通しだ。

「IT企業」「英語学校の運営」

近所の人によると、このアジトは数ヵ月前までホテルとして営業していて、その後、2ヵ月ほど前から日本人が出入りするようになったという。ビルの向かいにある食堂の女性は、ビルに出入りする日本人が「IT企業で働いている」と話していたと証言した。

また、同じ詐欺グループが今年8月までのおよそ半年間、アジトを置いていたマニラにある別のビルでは、賃貸契約を結ぶ際に、フィリピン人の女性が「英語学校を運営するために部屋を借りる」とビル側に説明していたという。英語学校を隠れみのにして、犯行に及んでいたのだろうか。

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最終更新:11/20(水) 11:42
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