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東北大、鉄系超伝導体「硫化鉄」の超薄膜作製手法を開発

11/20(水) 11:07配信

日刊産業新聞

 東北大学は19日、同大学大学院理学研究科の中山耕輔助教らの研究グループがセレン化鉄とよく似た超電導特性を持つ鉄系超伝導体「硫化鉄(FeS)」の超薄膜を作製する手法を開発したと発表した。これによりバルク結晶とは異なり、超薄膜化した硫化鉄とセレン化鉄は互いに全く異なる超電導特性を示すことを発見、両者の電子構造の分析・比較を行うことで高温超電導の実現に必要な条件を絞り込むことにつながったとしている。今回の研究で開発された薄膜作製技術を応用することで、革新的な機能を持つナノ材料探索が進むことが期待される。研究成果は米国の科学誌・米国科学アカデミー紀要のオンライン速報版で19日に公開された。

最終更新:11/20(水) 11:07
日刊産業新聞

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