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早くもシーズン到来 ひみ寒ぶり宣言 豊漁に期待/富山

11/20(水) 20:49配信

チューリップテレビ

 いよいよ富山湾の冬の王者、寒ブリの季節がやってきました。
 氷見漁港で、20日朝、本格的なシーズン到来を告げる『ひみ寒ぶり宣言』が出され、浜は一気に活気づきました。
 氷見漁港には、20日朝氷見沖や七尾沖などで獲れた204本のブリが次々と水揚げされました。

 氷見漁協や仲買人などでつくる『判定委員会』は、水揚げの量やブリの大きさ・形などを総合的に判断して、本格的なシーズン入りを告げる『ひみ寒ぶり宣言』を出しました。
 「ひみ寒ぶり」の基準は、重さ6キロ以上で、20日は全てのブリが「ひみ寒ぶり」に認定。
 中には、14キロほどの大物もありました。
 宣言は、去年より11日早く、ブランド化された2011年以降、2番目の早さです。

 「やっぱりうれしいですね。氷見の街がうるおう。中にはやせた個体もいる今からじゃないですか」(仲買人・角雅之さん)

 寒ブリ漁は、来年2月ごろまで続き、「ひみ寒ぶり」は、販売証明書と専用の箱をつけ、全国へと出荷されます。
 待ちに待った寒ブリシーズンの到来に氷見市内の道の駅や鮮魚店にはとれたての寒ブリが並び、午前中から活気づきました。

 「こちらには多くの県外からの観光客です。注目はやっぱり20日宣言された寒ブリですね」(記者)

 寒ブリ宣言を受けて、ひみ番屋街では、急いでPRに取り掛かりました。
 毎年、宣言初日に寒ブリを仕入れるという鮮魚店では、20日朝あがった重さ9キロの寒ブリをさっそく店頭に並べました。

 「氷見といったら寒ブリなので、ただちょっと早いかと思ったんですけど魚屋に聞いたら20日出たと聞いたので、値段が手が出ないけどできたら食べていきたい」(東京からの客)

 「ブリもおいしそうだけど大きいのでおうちでやるのが大変だからお刺身がいいかな」「とっておきの感じでお土産にいいですね」(茨城からの客)

 去年より11日も早い宣言に、鮮魚店では。

 「時期的には早いですが充分脂ものってますし氷見寒ブリと言って良いと思います」「客はたくさん待っているかたいるので早くしてもらえると助かります」(鮮魚店)

 一方、漁港近くの老舗の鮮魚店では10キロを超えるブリが。
 店では、脂の乗った寒ブリがさっそくさばかれていました。

 「これがおいしいんですよ」(店の女性)

 ブリは2枚におろして、このあと地元の日本料理店に届けるということです。

 「(シーズンが来たなと思う?)そうですね。きたぞと気合いれんなんなという気持ちはある」(店の女性)

 今年、富山湾のブリは豊漁になるのでしょうか。

 「7キロ以上(3歳以上)のブリが平年並み以上は獲れるだろうと。魚の量はちょっと多そうだという風に思っている」(水産研究所・小塚晃さん)

 県水産研究所の予測によりますと、今シーズンの県内のブリの漁獲量は、7キロ以上の大きいものが137トン、4キロ前後のものが63トンとほぼ平年並みだということです。

 「佐渡では先週から毎日数百本揚がっているらしいので」(水産研究所・小塚晃さん)

 新潟のブリが南下すれば富山や石川の定置網にかかるため、今後、富山湾でも豊漁が期待できそうですが、今シーズン、ひとつ心配なのが海水温です。
 ブリは、山形沖と能登半島沖の海水温の差が大きいほど、富山湾に来るとされていますが、今年は、この差が小さくなっています。

 「(北から)下ってくるものもそこそこいるのではないかと。一方で、富山湾に寄るかとどうかと言うと、海水温の分布で考えるとよろしくないという印象」「まだまだ安心できない。見守っていく」(水産研究所・小塚晃さん)

 氷見漁協によりますと、今シーズン、北海道で7、8年ぶりに10キロから15キロの大物のブリが、なんと1000トン以上まとまって水揚げされたということで、今シーズンは、大漁を期待していると話していました。
 いよいよ寒ブリのシーズンですね。
 食卓に届く日が楽しみです。

チューリップテレビ

最終更新:11/20(水) 20:49
チューリップテレビ

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