県は19日、台風19号に伴い浸水被害が出た県内5カ所の空間放射線量は毎時0.08~0.14マイクロシーベルトで、台風19号前の県内7方部の値(毎時0.03~0.15マイクロシーベルト)と同程度だったと発表した。
大気中のちりに含まれる放射性セシウム濃度検査では、二本松市上竹で1立方メートル当たり0.31ミリベクレル検出されたが、この空気を1年間吸い続けた場合の内部被ばく線量は1ミリシーベルトの約6600分の1という。河川の氾濫で流入した泥土の放射性セシウム濃度は県内4カ所で測定。1キロ当たり55~2990ベクレルで、県が昨年度、県内7方部で採取した泥土の130~2600ベクレルと同程度だった。
最終更新:11/20(水) 11:30
福島民友新聞
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