ここから本文です

復興へ届ける思い 石川県工高が募金 台風19号、栃木工高に

11/20(水) 0:58配信

北國新聞社

 台風19号で校舎が約2メートルまで浸水する被害を受けた栃木県立栃木工業高(栃木市)を支援しようと、石川県立工業高生徒会が募金活動を開始した。栃木工高では1階部分が完全に浸水し実習に必要な機械、機器は壊滅状態となっている。同じ工業を学ぶ県工高の生徒たちは「自分たちにできることからやろう」と一日でも早い復興に役立てる考えである。

 10月12日午後から13日深夜にかけて降った大雨で、栃木工高近くを流れる永野川が氾濫した。同校は2015年9月の関東・東北豪雨の際にも浸水した経験があり、コンピューターや重要書類などを机の上に動かす対策をしていたが、今回は150~195センチと想定外の浸水で、機械類や教材の多くに被害が出た。

 同校は10月18日からホームページ更新を再開し「栃工の未来」と題し、復興状況を発信している。「授業が再開しました」「可燃ごみの回収が始まり、ごみの山がなくなりました」といった投稿とともに、生徒が掃除やグラウンド整備をする写真が掲載されている。

 石川県工高の教諭がページを見つけ、被害を生徒に話したところ、生徒会が募金をすることになった。役員は登校時間の午前8時から30分間、昇降口前のロビーに立ち「ご協力よろしくお願いします」と呼び掛けている。募金活動は14日から始まり、22日までを予定している。

 募金した宮川星亜さん(電子情報科2年)は「災害はどこで起こるか分からないので人ごとではない。同じ工業高生の助けになればうれしい」と話した。

 生徒会役員の表川奈央さん(同)は「壊れた機械や校舎をきれいにするのに使ってほしい。もっと集まるように頑張る」と意気込んだ。

北國新聞社

最終更新:11/20(水) 0:58
北國新聞社

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事