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デットーリが8年ぶりに来日 「有馬もできれば…」と暮れのグランプリ参戦に意欲

11/20(水) 23:09配信

スポーツ報知

 世界的名手のランフランコ・デットーリ騎手(48)=イタリア=が20日、2011年5月のダービーウィーク以来8年ぶりに来日した。東京都内のJRA本部で短期免許取得の手続きを完了。免許期間は11月23日から12月2日までの2週間だが、参戦が決定している香港国際競走(12月8日、シャティン競馬場)後に再び短期免許を取得して、有馬記念・G1(12月22日、中山・芝2500メートル)に騎乗する可能性も示唆した。今回の契約馬主は社台ファームの吉田照哉代表(72)、身元引受調教師は藤原英昭調教師(54)。

 強い“日本愛”をみなぎらせた。「私は来月に49歳になる。ジョッキーとしてのキャリアもそんなに長くないかなと思って、日本に行きたいと思った。今回来ることが出来てとてもうれしい。メルボルンCで(騎乗停止の)アクシデントもあったけど…。ジャパンC、チャレンジC、有馬(記念)もできれば乗りたい」。ジャパンC・G1(11月24日、東京・芝2400メートル)ではルックトゥワイス、チャンピオンズC・G1(12月1日、中京・ダート1800メートル)ではオメガパフュームと2週連続のG1騎乗は決まっているが、有馬記念でも騎乗したい意欲を見せた。

 今回は、夏頃から社台ファームの吉田照哉代表に来日したい意向を伝えていたという。当初は今月9日から短期免許を取得する予定だったが、5日の豪州G1・メルボルンCで11月13日までの騎乗停止処分を受けたため、一時は来日が白紙に。アクシデントも乗り越えての来日に終始笑顔で報道陣に対応した。

 週末に迫る今回のジャパンCは創設以来初の外国馬参戦がなし。「欧州の馬たちが疲れていて、休養が必要というのもある。あとは世界中にインターナショナルなレースがたくさんできた。ジャパンCは最初の国際レース。今は凱旋門賞とかたくさんの選択肢がある」と驚きはなかった。一方、自らが日本を離れていたこの8年間の日本競馬については「日本の強い馬が海外でレースしているのを見ていた。とてもいいイメージを持っている。レベルも高くなってきている。オーストラリアや香港のレースでもとてもよい成績を収めている」といい印象を持っている。

 日本では同じイタリア出身のミルコ・デムーロ騎手(40)=栗東・フリー=の自宅に滞在し、寝食をともにすることになった。「ミルコは見習騎手のときから知っている。ずっといい友だちで、いいジョッキー。日本後もしゃべれますし、助けてもらえたらなと思います」と“弟分”に絶大なる信頼を寄せる。

 11月20日からは「自分から乗りたいと言いました」と、栗東トレセンを訪れて調教に参加する。ジャパンCで騎乗予定のルックトゥワイスについてはまだ映像ではチェックしておらず、「明日(21日)、藤原先生と映像をチェックしようと思っている」と今後の戦略を練るつもりだ。 「今回の滞在はすごく楽しみにしています。今はまずジャパンCに勝つことが目標です」と世界の名手。過去に3勝した実績のあるジャパンCで久々の「フライングディスマウント」を見せることができるか。

報知新聞社

最終更新:11/21(木) 0:25
スポーツ報知

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