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東南アジアの「KFC」「ピザハット」運営会社、買い手探る

11/20(水) 14:59配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 東南アジアで「KFC」や「ピザハット」を運営しているマレーシア企業QSRブランズ(M)ホールディングスの株主は同社の売却を検討している。事情に詳しい関係者が明らかにした。今年予定していた新規株式公開(IPO)は棚上げされていた。

プライベートエクイティー(未公開株、PE)投資会社のCVCキャピタル・パートナーズなどQSRの大株主らは経営権を握る株式を巡る買い手候補の関心を探るため、アドバイザーと協力している。非公開情報だとして関係者が匿名を条件に語った。QSRの企業価値を約60億リンギット(約1560億円)と評価する取引になる可能性があるという。

関係者によると、株主側は11月末までの拘束力のない買収案提出を求めている。マレーシアの政府系企業ジョホールや従業員積立基金(EPF)もQSRの株主となっている。

マレーシアの株式相場は今年下落していることから、QSRの株主らはIPO計画の再開ではなく、株式の売却を目指すことを決めたと関係者は説明。今年のマレーシアIPO総額はわずか4億5200万ドル(約490億円)で、1億ドル超の案件は1件しかないことをブルームバーグ集計のデータは示している。

QSRとCVC、EPF、ジョホールの担当者はいずれもコメント要請に応じなかった。

QSRのIPO計画では投資家需要の調査が3月に始まったが、数週間後に棚上げされた。QSRはマレーシアとシンガポール、ブルネイ、カンボジアで830を超えるKFCの店舗を運営。マレーシアとシンガポールでは470店余りのピザハットを展開している。

原題:CVC-Backed Group Is Said to Weigh Sale of Malaysian KFC Operator(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Elffie Chew, Cathy Chan

最終更新:11/20(水) 14:59
Bloomberg

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