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映画『爆裂魔神少女 バーストマシンガール』ヒロイン・搗宮姫奈&花影香音インタビュー「アクションの稽古では過呼吸になるほど泣きました」

11/21(木) 11:55配信

デビュー

 日本を飛び出しアメリカでも大ヒットを飛ばした伝説のカルト・ムービー『片腕マシンガール』(2008年・井口昇監督)を、まったく新しいストーリーと世界観でリブートしたクレイジー・パンク・バイオレンス・アクション『爆裂魔神少女 バーストマシンガール』が、22日より、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿他で公開。同作のヒロインにオーディションで選ばれた2人の『マシンガール』アミ役の搗宮姫奈(つきみや・ひめな)と、ヨシエ役の花影香音(はなかげ・かのん)のインタビューが届けられた。

【写真】搗宮姫奈の「お控えなすって」のシーン

 アミ役を演じるのは、ドラマ『下町ロケット』や『3年A組-今から皆さんは人質です-』に出演するなど、ネクストブレイク候補として期待される女優・搗宮姫奈。そしてヨシエ役は『仮面ライダー鎧武/ガイム』のチャッキー役で女優デビューを果たし、テレビ、映画と活動の幅を拡げている花影香音が演じる。高い身体能力を持つ2人は、アクション監督・坂口拓の強烈なシゴキと、次々と問題作を放つ新鋭監督・小林勇貴による過酷な演出に耐え抜き、“爆裂魔神少女”を演じ切り、アクション・ヒロインとしての成長を遂げた。

■搗宮姫奈&花影香音インタビュー

――本作のオーディションのときに印象的だったことを教えてください。

【搗宮】「『お控えなすって!』っていうあのシーンをやりました。他にもいろいろやったのですが、オーディションは2年前で、最終的に上がった台本とは全く違うことをやったこともあり、正直記憶にない部分もあります(笑)。とにかく『声を張れ!』とリクエストされたことは覚えています。オーディションのときのほうが、暗号のような難しい言葉がたくさんあったイメージです。何回もセリフに詰まってしまい“不甲斐ないオーディションだった”と落ち込んでいたのですが、『お控えなすって!』のセリフで主演に決めたと聞いたときは、すごく嬉しかったです」

【花影】「1次オーディションで3人までに絞られ、次はアクションのオーディションだと言われました。怖い顔の製作陣の前でアクションを披露したのですが、みんなの顔、特に拓さんの顔が怖かったので、『なんだこのおじさんは』って思ったりもしました(笑)。オーディションが終わった後に『俺の映画観るんだぞ。『RE:BORN』観たか? 観てないなら観ろよ』って言われたことが一番印象に残っています。おもしろい人だなというのが拓さんの印象でした」

――アクションシーンで苦労したことは?

【搗宮】「アクションは今回が初めてで、2、3ヵ月ずっと稽古をしていました。多いときは週に3、4日やってましたね。拓さんは、私たちの稽古のためにたくさん時間を割いてくれました。私たち2人が、お互いがお互いを悔しがりながらも高め合っていけることをわかっていて、ライバル視させたがっているのが伝わってきました。すごく厳しかったので、最後のほうに過呼吸になるほど泣いたこともありました。ぶっちゃけ、稽古の帰り道に何度も悔し泣きはしていましたが、涙が溢れて止まらなくなったのはその1回だけ。でも、今思うと、それがあったから安心して本番に挑むことができたと感謝しています」

【花影】「アクションの経験は少しあったし、器械体操をやっていたので、体は動くほうだと思っていました。でも、ざっくりやっている感じだったので、今回のように一から丁寧に教えてもらうのは初めてでした。拓さんはつきっきりの稽古のためにたくさんの時間を割いてくれました。みっちり練習するのは楽しかったのですが、なにより姫姉がいたから厳しい稽古も耐えられたと思っています。毎日“負けられない!”という気持ちでやっていました」

――アクションを通して拓さんから学んだことはどんなことですか?

【搗宮】「拓さんはできないこともできると言ってやってみせます。最初はハッタリなのに、それが本当になっていく。私は『できない、できない!』と言ってしまうタイプで、自信もない。でも、悔しいからと頑張りすぎてしまいます。あるとき拓さんの真似をしてみたら、気持ちがすごく楽になりました。現場ではこの考え方がすごく役に立ちました。拓さんは、いてくれるだけで安心だし、こんな存在になれたらいいなと思っています。目標でもあり、大きな存在ですね」

【花影】「拓さんは、お父さんみたいな存在かな。稽古を重ねるにつれて“本当に愛のある人”と感じました。厳しくて優しくてあたたかい。いろいろ言葉をかけてくれるのですが、冗談っぽいのに核心をついているんです。“拓さんについていきたい”って気持ちになります。『練習はちゃんとやれ。見えないところでの練習が活きてくるから』と言われていたのに、実は練習をさぼっていたときも、拓さんにはバレてしまいました。そういうことを見抜いちゃう人なんです。拓さんに会うために頑張ろう、そう思える人ですね。本当にいい出会いでした」

――血が吹き出したり、凶器がたくさん出てきたり、腕を切断されたりと、かなりハードな世界観ですが、こういったジャンルの映画は得意ですか?

【搗宮】「正直はじめは苦手でした。血が出る映画とかあまり得意ではないんです。井口監督の『片腕マシンガール』もおもしろかったけれど、「うっ」となるシーンも多かったです。“自分がやったらどんな風になるのか”という不安もありましたが、出来上がった作品はずっと笑っていられるし、面白いし、楽しい。小林監督の世界観ってとてもポップだから、こういうジャンルが苦手な人でも観られると思います」

【花影】「私もあまり得意ではないです。現場では椅子の上に生首が置いてあったりして怖かったです。写真を撮って遊んだりもしましたが、ほんとは苦手でした(笑)。血もすごくたくさんぶっかけられたし、血まみれになって凍えて……。あんなに血ノリを使った経験もこの映画が初めてでした。私も出来上がった作品を観たら、食わず嫌いせずに観てほしい映画だと思いました」

――お気に入りのシーンやセリフはありますか?

【搗宮】「この作品自体が本当に好きなのですが、ひとつ挙げるとしたらやっぱり『お控えなすって!』のシーンですね。監督から『どうしてもこれがやりたいんだ』と聞いていたし、とてもこだわって撮影しました。やっていてすごく楽しいシーンでした」

【花影】「殺戮特化型豊胸兵器・件壱號、件弐號の登場シーンですね。佐々木心音さんの背後で光がバーンって当たるシーンがエロくてカッコいい。何度も観直しちゃうくらい、インパクトあってすごく好きです」

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最終更新:11/21(木) 11:55
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