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球速・打球速度をアップさせたい球児必見!スピードを高めるメカニズムとは

11/21(木) 11:36配信

Baseball Geeks

野球選手なら誰もが「速い球を投げたい」「速い打球を打ちたい」「速く走りたい」と思ったことがあるだろう。そしてそのために多大な時間を割いてトレーニングに励むだろう。また最近ではトレーニングの情報も入手しやすくなり、どのトレーニングを実施するか迷っている人もいるだろう。

そこで今回は、トレーニングをする上で知っておくべき基本的な筋の特性について紹介する。筋量が多い選手はバットスイング速度が高いという研究結果もあるが、ウェイトトレーニングを行って筋力アップを図る選手も多い。では力と速度にはどのような関連があるのだろうか?今回は、力と速度の関係について説明していく。

「速度」はどのように高めるのか?

まず、物体の移動に必要な、速度と加速度という用語について説明する。
速度とは単位時間あたりの物体の位置の変化量であり、移動距離を時間で割ったものである。例えば10mを2秒で走った場合、その人の(平均)速度は5m/sとなる(図上)。

また、加速度とは、単位時間あたりの物体の速度の変化量であり、速度を時間で割ったものである。例えばスタートから1秒後に4m/sで走り、2秒後に6m/sになった場合、加速度はそれぞれ4m/s2、2m/s2となる(図下)。つまり走る速度を高めるためには、加速する能力が大前提である。

物体を移動させるものの正体は、力(Force)で、単位はN(ニュートン)だ。ニュートンの運動方程式(第二法則)という名前を聞いたことがある人も少なくないはずだ。この、F = ma(力 = 質量×加速度)の法則から言えることは、ある物体に力を加えると加速度が生じるということである。

ボールやバットの質量は変化しないので、それらに大きな力を加えると、その力の大きさに比例して加速度も大きくなる。つまり大きな力を長時間加え、加速度を与え続けることができれば、その物体の速度はどんどん大きくなる。

<速度が大きくなるにつれて、力を加えることが難しくなる>
しかしながら、実際にはそう簡単にはいかない。なぜなら、物体の速度が大きくなるにつれて、力を加えることが難しくなるからだ。

自転車を漕いでいる様子を想像してほしい。漕ぎ初めは速度が小さく、ペダルに大きな力を加えることができるが、速度が大きくなると、必死にペダルを回しても大きな力を加えることができない。下り坂の場合はわかりやすいが、ペダルの回転速度に足がついていかず空回りすることもある。

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最終更新:11/21(木) 11:44
Baseball Geeks

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