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期限迫るGSOMIAの行方は?韓国・文在寅大統領「国民との対話」を読み解く

11/21(木) 12:05配信

FNN.jpプライムオンライン

5年の任期の折り返し地点を迎え、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は韓国MBCの番組に生出演し、100分間の「国民との対話」を行った。質問者として放送局に選ばれスタジオに集まった300名の国民は、性別・地域・年齢など統計に基づいた比率で選ばれ、「ミニ大韓民国」を構成するものとされている。

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今回の放送で扱った文在寅発言のうち、特に南北関係とGSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)についての発言を詳報し、スタジオに迎えた識者の見解とともにまとめた。

文大統領 「南北関係は対話局面に 2年前は戦争の危険もあったのに」

文在寅大統領:
南北関係については、非常にやりがいを感じている分野でもある。わずか2年前、2017年度の状況と今の状況を比較してみてほしい。当時は、下手をすると戦争が起きるのではないかと言われるほど、全世界で最も戦争の危険があるとされるところが朝鮮半島だった。しかし今は戦争の危険は回避され、対話の局面に入った。

もちろん対話が大きく成功したわけではなく、いつ平和が崩れ過去に戻るかはわからない。我々は必ず、現在の対話の局面を成功させなければならない。政権初期の頃、2018年度の平昌冬期オリンピックの後に3回にわたる南北首脳会談、そして米朝首脳会談も行われた。それに比べれば近頃の南北関係は膠着状態に見え、もどかしいと思われるかもしれない。しかし我々は、70年間に渡る敵対関係がありながら、対話と外交によって関係を広げてきた。時間が多くかかるのは仕方ない、紆余曲折を経なければいけないという点は、理解していただきたい。

文在寅大統領:
南北の関係だけであれば、もっと早く進められたと思う。しかし、南北関係の発展においては国際社会と歩調をあわせなければならない。特に米朝間では非核化交渉が進んでおり、この成功のために同盟国のアメリカと歩調を合わせる必要がある。そうした面で遅れているという点もまた、もどかしいかもしれない。

しかし、南北両国が公言したように実務交渉を経て首脳会談を行おうという試み・努力は進んでいると考えている。また第3回の米朝首脳会談が行われるなら必ず成果はあるものと思う。そうなれば南北関係もはるかに進むものと考える。

(南北間の経済協力事業の停止により)開城(ケソン)工業団地、金剛山(クムガンサン)観光産業に携わる非常に多くの方が被害を被った。しかしいまの準備期間さえうまく乗り越えれば、早く復旧するものと信じている。また南北の鉄道や道路をつなげる事業にも着手している。

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最終更新:11/21(木) 12:05
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