Twitterで「#ちょっとストレス」というタグがにぎわっています。いますぐ何とかしなければならないというほどでもないけれど、瞬間的にストレスになるものというのは、日常の中に塵のようにあります。
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そんなちょっとしたストレスがこのタグではツイートされています。その例を見てみましょう。
「熱い飲み物を入れたコップが熱い」
仕事の合間にちょっとくつろごうとお茶の一杯も入れたとき。自販機で紙コップのホットドリンクを買ったとき。確かに温かい飲みものを所望したのだけど思わず「あっつ!」と声が出てしまうほどコップが熱を持っていることが、時折あります。
思いのほかの熱さは、もしかしたら飲みものよりも熱くなっているのではとさえ思うほど。あの熱さがちょっとストレスであると同時に、熱くてもコップを落とさない自分は偉いと少し自賛する場面でもあります。
「× 少しづつ ○ 少しずつ
× おこずかい ○ おこづかい
前世ではずとづに親でも殺されたのかもしれない。」
学校で習ったはずなのに、なぜだか使い分けができていない人が案外多い「ず」と「づ」。間違っていても読めますが、シャツのタグがはずれかけていて襟許がチクチクしているような、そんな地味なストレスを感じるものです。
筆者もこの「ちょっとストレス」に共感するのですが、近頃SNSなどでよく見かける、「いう」とすべきところが「ゆう」と書かれているのにもモヤモヤを感じています。
ちょっとストレスになることは家事の途中にもあります。何でもないことのように見える中にも、小さなストレスは点在しているのです。みなさんも次のような経験はないでしょうか。
「冷蔵庫のドア開いてますよ~のピーピー音。」
冷蔵庫にピーピー言われて「わかってます」とつい口に出しながらドアを閉めたことはないでしょうか。冷蔵庫は閉め忘れを教えてくれるし、電子レンジは中身の出し忘れを教えてくれます。
便利な機能ではありますが、いままさに閉めようとしているときにピーピー言われるとちょっとイラッとしてしまいます。それはまるで宿題をやろうとノートを取り出した瞬間のオカンの声のようです。
「その辺に片方だけ落ちてる使用済みくつした」
道端に手袋が片方だけ落ちているのにときどき出くわしますが、自宅の中に靴下が片方だけ落ちているご家庭もよくあるようです。ふたつ一組のものをなぜバラバラに放り出すのか。
脱いで裏返ったものをなぜもとに戻さないのか。脱いだ衣類を洗濯機に入れるという、それだけのことがなぜできないのか。家事には謎が多すぎます。
最終更新:11/21(木) 19:45
LIMO
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