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洗濯のプロが教える!「柔軟剤」の正しい使い方

11/21(木) 21:50配信

All About

◆その柔軟剤の使い方、実はNG?

洗濯の時に柔軟剤を何気なく使ってませんか? 生地をふんわりとさせたい、好きな香りをつけたい。臭いにおいを誤魔化したいなど使う理由は様々でしょうが、その使い方、本当に「正しい」といえるでしょうか? ここでは、柔軟剤の正しい知識と使い方を伝授します。

◆そもそも柔軟剤の役割とは?

柔軟剤は「生地を柔らかくする」ことと「においケア」が代表的な役割として知られますが、主に5つの効果を得ることができます。

・生地を柔らかくする
・香料をつける
・帯電防止効果
・速乾性補助
・防臭(柔軟剤の成分による)

成分は界面活性剤やシリコーン、香料で構成されていて、界面活性剤とシリコーンが柔軟効果や帯電防止、抗菌作用による防臭効果を発揮します。また生地が柔らかくなると水分の発散効率も高まるため速乾作用が生まれやすく、梅雨時期の乾きにくい時に少しでも早く乾かす材料として頼もしい味方でもあります。

◆柔軟剤で注意したい、3つのNG

こんな使い方をした経験はありませんか?

・もっとふんわりさせるため、もっと強い匂いをつけるため、柔軟剤の量を2倍、3倍と増やして使う
・他の柔軟剤と混ぜて使う
・面倒なので洗剤と一緒に最初から入れて使う

特に(1)の目的で量を多めにして使う人は多いのではないでしょうか。これらの使い方は、すべて誤った使い方といえます。下記のようなトラブルに心当たりはありませんか?

▼タオルが水分を吸収しない

例えば、シリコーン等は生地をコーティングしていきますので、その付着量が多くなると必然的に生地が水分を吸収する量が低下します。入浴後に、拭いても拭いても体から水気が取れないバスタオルが、まさにその状態です。

▼白物の黒ずみ

衣類がふんわりする効果には限界があるため、適量から増やしたところで柔軟効果が比例して高まるわけではありません。むしろ柔軟剤の成分は汚れも吸着しやすいため、せっかく洗ったのになぜか黒ずんでしまうなど、量を増やすことは衣類にとって悪影響も及ぼすのです。

▼洗濯物の汚れが落ちない……

面倒だからといって洗剤と一緒に使ってしまうのもおすすめできません。洗剤の成分と柔軟剤の成分は正反対の性質を持ち合わせているため、洗浄中に中和されてお互いの効果を打ち消してしまいます。結果、汚れも落ちない上に柔軟効果も得られなくなります。

洗剤もそうですが、効果アップを狙って増量することで逆に効果がダウンすることが多く、メリットはひとつもないので、使用量は必ず守って使いましょう。

また、近年は柔軟剤の香料の効果が強くなり、香りによって他人を不快にさせたり体調に影響を与える「香害」と呼ばれるトラブルも増えてきています。自分の衣類のみならず、周囲の誰かへのデメリットに繋がる可能性を意識することも大切です。

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最終更新:11/21(木) 21:50
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