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量産車の最速記録304mph(489km/h)達成車 ブガッティ・シロン・スーパー・スポーツ300+公開 挑戦「これでやめる」

11/21(木) 10:30配信

AUTOCAR JAPAN

シロン、生産車による新しい速度記録

生産車による新しい速度記録304.773mph(490.4846km/h)を達成したブガッティ・シロンがロサンゼルスモーターショー2019で初めて一般公開された。

【写真】記録達成車 標準モデルと比較 (104枚)

市販のブガッティ・シロンは420km/hで速度リミッターかかるが、ブガッティ社によってリミッターを解除されたブガッティ・シロンは490.4846km/hの驚異的な速度記録を達成した。

ドイツにあるVWグループのエーラ・レシエンのテストコースにおいて、ルマンの勝者であり、ブガッティの公式テストドライバーである英国人のアンディ・ウォレスがこの速度記録を残した。

この「市販仕様に近い」というブガッティ・シロンには追加のセイフティセルと空力的な変更、よりハイギアな7速に加え、標準の1500psから1600psにパワーアップされた8LのクアッドターボW16エンジンが搭載される。

速度記録車の市販バージョンであるシロン・スーパースポーツ300+は今年初めにイタリアで開催されたブガッティグランドツアーラリーで発表。価格は310万ポンド(4億3469万円)、生産台数は30台に限定され、2021年の中旬には最初の顧客に引き渡される予定である。

ミシュラン・タイヤは特別に開発

482km/hを超える速度では、1分間でタイヤは4100回転。発生する強い力に対応するためミシュラン・パイロット・カップ2タイヤが特別に開発された。

個々のタイヤはラジアルバンドが互いに接触していないことを確認するため、X線で検査された。市販のシロンのスピードでは問題にならないことだが、より高速においてタイヤに望ましくない加熱点を生み出す原因となる。

高速で回転する車輪の大きなジャイロ効果が超高速域で課題になったこともウォレスは認めた。「ジャイロ効果は322km/hではほとんど感じませんが、482km/hでは巨大です」と走行後、AUTOCARに彼は語った。

「主に前輪から感触が伝わるため、ステアリングで感じます。回転するコマのように、動き始めたら、止まらないのです」

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最終更新:11/21(木) 10:30
AUTOCAR JAPAN

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