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<玄海原発3、4号機>規制委「リラッキング」許可

11/21(木) 11:51配信

佐賀新聞

 原子力規制委員会は20日、九州電力玄海原発(東松浦郡玄海町)3、4号機の使用済み核燃料の貯蔵容量に関し、貯蔵プール内の間隔を詰めて保管量を増やす「リラッキング」で増強する設置変更を許可した。2011年の東日本大震災後に発足した規制委が、リラッキングを許可したのは初めて。24年度の工事完了を目指す。計画は乾式貯蔵施設との併用が前提で、乾式貯蔵は審査が続いている。

 規制委が意見聴取した経済産業相は「許可することに異存はない」、原子力委員会は「規制委の判断は妥当」と答申していた。更田豊志委員長が、これまでの議論や原子力委員会、経産相の意見を踏まえて設置変更許可の決定を提案。他の委員から異論は出なかった。

 3号機でリラッキングを実施し、貯蔵設備の一部を3、4号機で共用する。貯蔵能力は、現状の1050体から1672体に増える。工事費見込みは約70億円。九電は10年に計画を申請し、今年1月22日に補正書を提出していた。

 併用する乾式貯蔵施設は、使用済み核燃料を特殊な金属容器(キャスク)に入れて空気で冷やす施設。リラッキングの補正書と同じ日に申請している。九電は「引き続き工事計画認可およびその後の使用前検査についても真しん摯しかつ丁寧に対応していく」とコメントした。

最終更新:11/21(木) 11:51
佐賀新聞

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