ここから本文です

AIは米国の高技能職に影響へ、金融も免れず-ブルッキングズ研究所

11/21(木) 14:04配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): 人工知能(AI)は労働市場全般に勝ち組と負け組をかつてないほど生み出しているが、米国の高給取りの職業にも影響は波及する見込みだ。

ブルッキングズ研究所が20日公表した報告書によると、AIの経済への普及から最も影響を受ける職種はホワイトカラーや高学歴の職業、生産に携わる労働者などだという。同報告書はスタンフォード大学の大学院生マイケル・ウェブ氏による特許データの新分析を利用した。

同研究所の研究者マーク・ムロ氏とジェイコブ・ホイトン氏、ロバート・マキシム氏は、「ウェブ氏のモデルは、ロボット工学とソフトウエアが低中技能職に相当大きな悪影響を及ぼす傾向があるのと全く同様に、AIの浸透は高技能職に悪影響を与えるだろうことを示唆している」と解説。自分たちの分析は影響がプラスとマイナスの両方であり得ることを示したとも説明した。

研究者らはまた、AI普及で最も影響を受けやすいグループは男性、働き盛りの世代、白人とアジア系米国人勤労者である公算だと結論付けた。ビジネスや金融、テクノロジーや天然資源および生産に関わる産業が影響を受けやすく、人類最古の仕事の1つである農業も、ドローンと精密農業が生産性向上に寄与をするため、AIの影響を受ける可能性があると分析した。影響を受けやすい職業のランキングでは農業と漁業、林業がトップだった。

原題:AI Poised to Impact High-Skill U.S. Jobs, Including Finance (1)(抜粋)

(c)2019 Bloomberg L.P.

Jeff Kearns

最終更新:11/21(木) 14:04
Bloomberg

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事