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松山で「女性起業家応援プロジェクト」イベント  「創業」と「創業支援」のエッセンスを共有

11/22(金) 10:51配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 「女性の創業・創業支援において大切なこと」をテーマにしたイベント、「女性起業家応援プロジェクト with 松山」が11月30日、松山市千舟町で開催される。(松山経済新聞)

 経済産業省が取り組む「令和元年度女性起業家等支援ネットワーク構築補助金事業」の近畿・四国エリア事業者として採択された「公益財団法人大阪産業局」(大阪市中央区)の委託により開催するもの。今年は関西エリアの2府5県に加え、四国エリアでもセミナーと交流会を実施。やりたいことに前向きな女性のコミュニティを作ること、「起業」という自己実現の選択をした人生のロールモデルを多くの人に知ってもらうことなどに加え、愛媛県内の起業家支援団体などと横のつながりを構築し、起業したい女性と起業家支援団体の交流を深めることを目的に掲げる。

 当日は、愛媛での起業家支援の取り組みについての講演会をはじめ、実際に愛媛県内で起業した女性による事例発表、起業家支援者によるエレベーターピッチなども行う。

 イベントの運営に携わる岸畑聖月さんは、自身も長年温め続けた構想を実現した女性起業家。中学生時代の経験がきっかけで「命に携わる仕事、これからの日本で重要になる、子育てや性教育・家族・ジェンダーなど多くの事柄に携わることができる仕事」として、助産師に着目した。起業を視野に入れつつ大学院に進学後、4年目となる病院勤務を続けながら、2019(平成31)年1月、経済産業省受託事業「関西女性起業家応援プロジェクト&ネットワーク運営事務局」主催のビジネスプラン発表会「LED関西」に参加。ファイナリストとして15社からのサポートを受け、同年11月に「With Midwife」(大坂市北区)を設立した。

 岸畑さんは「助産師を意味する『Midwife』には『寄り添う』という意味がある。助産師は、女性だけでなく、あらゆる人のライフステージに寄り添うことができる仕事。助産師の寄り添うスキルを生かし、たくさんの『つながり=命綱』を増やしていくことで、全ての命の存在に思いをはせ、消えていった命も決して取りこぼされない社会の実現を目指したい」と話す。

 現在は、医療と病院の枠を超えて助産師の新しい仕事や価値を作ることを目標に、企業を対象とした、キャリア・ジェンダー・ハラスメントに関するセミナーや、妊娠・出産・育児に伴う職場環境の改善などをサポートする「顧問助産師サービス」を提供。併せて、助産師向けコミュニティーの運営も行っている。

 「やってみたいことはあるがどう動いたらいいか分からないという『フェーズ0』の人、スタートしてみたが課題を感じている人がいればぜひ参加してみてほしい」と岸畑さん。

 「イベントでは、いつもは起業家のプレゼンを審査する立場にある支援者が、1分のプレゼンテーションで自己紹介や魅力を伝える『エレベーターピッチ』に挑戦するなど、起業家と支援者がフラットな立場で交流するための工夫を取り入れている。支援者が起業家に対して『上から』『縦割り』で接している現状を、『手をつないで底から支える』イメージに変えていきたい。これからの自分に必要なコミュニティを手に入れる場として、ぜひ女性起業家の方に活用してほしい」とも。

 開催時間は13時~15時30分。対象者は、女性起業家や、やりたいことがあるすべての女性と、起業家支援をする個人または法人。会場は、TKPガーデンシティPREMIUM 松山市駅前カンファレンスセンター(千舟町4)。受講無料。懇親会開催時間は15時30分~17時。参加費1,000円(事前申込みが必要)

 問い合せは、女性起業家応援プロジェクト&ネットワーク運営事務局(大阪市中央区、TEL06-6271-0279)まで

みんなの経済新聞ネットワーク

最終更新:11/26(火) 14:04
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