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<富野由悠季監督>「Gのレコンギスタ」を子供向けに作った理由 スマホ時代に警鐘

11/23(土) 8:20配信

MANTANWEB

 テレビアニメ「ガンダム Gのレコンギスタ」の劇場版第1部「行け!コア・ファイター」が11月29日から新宿ピカデリー(東京都新宿区)などで上映される。富野由悠季総監督は度々「子供に見てほしい」と発言し、「30、40代には期待していない」とも話してきた。なぜ、子供のために作ったのか? 富野総監督を直撃した。

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 ◇ファーストガンダムよりも残る作品に うぬぼれる理由

 「ガンダム Gのレコンギスタ」は、「機動戦士ガンダム」誕生35周年記念作品の一つとしてテレビアニメ版が2014年10月~15年3月に放送。地球のエネルギー源を宇宙よりもたらすキャピタル・タワーを守るキャピタル・ガード候補生のベルリ・ゼナムの冒険を描いた。劇場版はテレビアニメ全26話に新たなカットを追加。全5部作として上映される。

 テレビアニメ版「Gのレコンギスタ」は、情報量の多いアニメでもある。富野総監督は「僕の悪い癖、この方法しかできないんですよ」と話す。「テレビアニメは子供に見てもらうためにリズム感を作ることを意識していた。情報量の問題もあり、お品書きを並べてしまい、劇になっていなかった。映画は劇として見やすくする」と作り直したという。

 「うぬぼれで言うと、ガンダム(シリーズ第1作『機動戦士ガンダム』)よりも残る作品になるというのが基本的な考え方」と続ける。

 「ダイジェストではないものとして再編集する時に、足りないところがあって、それを改訂する。間違いなく見やすくなる。ドラマラインが見えてきます。放送から5年近くたっているけど、新作として扱われる意味のある作品とうぬぼれています。うぬぼれがないと、5部作を作る気力が出ない。基本的に富野は偉いと自画自賛しています。最近のマーベルもそうだけど、映画を一本作って、パート2、3、4……と作るのは当たり前。だから5部作は特異な例ではない。ただ、関係者はそう思っていない。5部作は特異で、ガンダムは3部作だろうと。今の状況を見ないで、ガンダムシリーズだけを見ているのが不思議です」

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最終更新:11/23(土) 9:14
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