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日本人がカンボジアに作った“理想の大学” 山奥にエリートが集まる理由とは

11/22(金) 16:30配信

MBSニュース

東南アジアの中で、急成長を遂げる国「カンボジア」に日本人が大学を作りました。山奥の広大な敷地にありますが今、未来を担うエリートたちがこの大学に集まっているといいます。どうして日本人がわざわざこの場所に大学を作ったのか、そしてどうして優秀な人材が集まるのか、現地を取材しました。

急激な経済発展を遂げている「カンボジア」

東南アジアにある「カンボジア王国」。人口は1630万人、面積は18.1万平方キロメートルで日本の2分の1弱ほどの大きさです。ミャンマーやラオスとともに「アジアのラストフロンティア」とも呼ばれ、今急激な経済発展を遂げています。首都プノンペンの中心部には、それを象徴するように高層ビルが何本も立ち並んでいます。

カンボジアは長年、「教育のレベルが低い」と言われてきました。その理由は1975年~1979年にかけて続いたポル・ポト政権による“知識層の大量虐殺”です。究極の共産主義を目指したポル・ポト政権はこの時、大学先生や研究者、教員、医者などの知識人を殺害し、当時の人口の3分の1にあたる200万が亡くなったとも言われています。その後、内政は安定していきますが、教育をできる人がおらず、「教育のレベルが低い」と言われる要因になっています。

そんなカンボジアにやってきたMBSの辻憲太郎解説委員。日本人が創設した大学に向かいます。その大学は首都プノンペンから西に100km、車で約3時間のところにある「キリロム」という場所にあります。

【車の中の辻解説委員】
「大学へ向かう街の道路です…まだまだ整備中という感じがしますが、大きなクレーンもあります。新しいものと古いものが入り交ざっている感じですね。」

しばらく走ると、山道に入りました。

【車の中の辻解説委員】
「山の中へ入っていきます。登っていますね、山を。すごい所にありそうですね、大学。」

デコボコした山道を抜けると…

「大学が見えてきました、『キリロム工科大学』。リゾート地の中に寮やキャンパスが点在しているような…」(辻解説委員)

「カンボジアの軽井沢」とも称され避暑地として知られている『キリロム国立公園』。約9000ha、甲子園球場2300個分にあたる壮大な敷地の中に『キリロム工科大学』は5年前に造られました。

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最終更新:11/22(金) 16:30
MBSニュース

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