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工作機械受注、10月は今年最低

11/22(金) 10:18配信

日刊工業新聞電子版

 日本工作機械工業会(日工会)が21日発表した10月の工作機械受注実績(確報値)は、前年同月比37・4%減の874億5300万円となり、10月としては2010年以来9年ぶりに900億円を下回った。今年の最低額で連続マイナスが13カ月に延びた。設備投資の手控えから、内需は14年4月以来66カ月ぶりの350億円割れ。同42・0%減の334億2300万円で11カ月連続の減少となった。ただ、外需は2カ月連続で前月を上回っている。

工作機械の今年受注見通し、1兆2500億円に下方修正

 米中貿易摩擦に起因した設備投資の様子見が続く。合計と同じく内需も今年の最低額となり、手控えムードが強まった印象だ。内需は一般機械が同42・6%減、自動車が同49・1%減、電気・精密が同61・3%減と規模の大きい業種の下落幅が目立つ。航空・造船・輸送用機械は同17・6%増と、主要4業種では唯一増加した。

 外需は同34・1%減の540億3000万円で13カ月連続の減少だった。中国は同21・5%減で20カ月連続の減少、停滞感が強まるドイツは同58・6%減と大きく減り、今年の最低を記録した。ドイツの一般機械は同72・2%減と減少が著しい。米国は同26・7%減で10カ月連続の減少だった。

最終更新:11/22(金) 10:18
日刊工業新聞電子版

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