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“チル”って幸せ? 犬山紙子×原田曜平と考える「令和時代の幸福論」

11/22(金) 21:12配信

TOKYO FM+

コラムニストの犬山紙子(月曜&火曜担当)と、アプリクリエイターの関口舞(水曜&木曜担当)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送番組「ホメラニアン」。11月18日(月)の「ホメラニアン ホッとフォーラム Supported by 日本財団」のコーナーでは「さとり世代」「マイルドヤンキー」の名付け親としても知られる、マーケティングアナリストの原田曜平さんをゲストにお迎えしました。

【写真を見る】パーソナリティの犬山紙子(写真右)

◆日本はポジティブな要素が少ない

犬山:本日の議題は「令和時代の幸福論」。経済的、物質的にも豊かになった令和の今も、失業や老後の年金不足、政治経済、自分の働き方など、漠然とした不安を抱く人も多く、不安は尽きません。不安をすべて取り除くのは難しいですが、個人個人が自分の幸福をどう捉えるかによって変えられるのではないでしょうか。

そこで、新時代を生きる若者にとっての幸福を考えていきます。若者研究を行っている原田さんですが、若者たちはどんな今、不安を考えて、抱えていると?

原田:やっぱり、日本にあんまりポジティブな要素がないじゃないですか。令和の時代は更に少子高齢化が進みますし、人口減少もしていくし、自分の国、あるいは会社、自分の給料、年金もそうですけど。ポジティブな要素がないから、そりゃあ不安は抱えますよね、漠然とした、というか。

犬山:やっぱり将来への不安っていう感じなんですかね。

原田:バブルの頃から、ずっと右肩下がりで落ちているので。そういう時代を生きてきている人たちにとっては、ある種当たり前って思っている部分もあるかもしれないですけど、やっぱり不安じゃない要素ってないんじゃないですかね。

◆頑張っても伸びていく環境ではない

犬山:今の若者たちは、幸せをどんなときに感じていると思いますか?

原田:頑張ってもいろいろなものが伸びていく環境じゃないので、割と身近なところに幸せ感じたり。家でゴロってしながらこうやってラジオを聴いて、犬山さんの声もすごく可愛らしいし。

犬山:ありがとうございます(笑)

原田:そういうのでほっとしたりとか。昔の若者のようにアクティブにどこへ、海外へ行くとか、アクティブに何かやるっていうよりは、割と、まったり、よく“チルで”(「くつろぐ」「まったりする」などの俗語。英語の「chill out」(チルアウト)に由来)とかね。“チルってる”ことに、幸せを感じていたりするんじゃないですかね。

犬山:私も全くそうです。ダラダラしているときが一番幸せというか。

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最終更新:11/22(金) 21:12
TOKYO FM+

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