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J3北九州4年ぶり昇格王手 小林監督「油断すると地獄に」

11/22(金) 12:04配信

西日本スポーツ

 Jリーグはいよいよ大詰めの戦いを迎える。J2昇格に王手をかけているJ3首位のギラヴァンツ北九州は24日にホームで讃岐と対戦。勝てば他チームの結果に関係なく昇格が決定し、2位藤枝の23日の試合結果次第で優勝も決まる。北九州がJ2に復帰すれば2016年以来。既に残留が確定したアビスパ福岡との5年ぶりの「福岡ダービー」にも期待が高まる。

【写真】J3北九州の選手が試合への来場を呼び掛ける駅前のビジョン

■24日讃岐と対戦

 悲願の昇格が目の前に見えても、隙は一切見せない。10月の第27節沼津戦以降首位をキープし続け、讃岐に勝てば昇格が確定する。ただ、小林伸二監督(59)は慢心を見せない。「チャンスはピンチになるし、天国と思って油断すると地獄になる」と語気を強めた。

 前節の3位群馬戦は、前半36分に高橋大悟がペナルティーエリア手前から鮮やかなミドルシュートを決め、これが決勝点となった。6戦負けなしで貴重な勝ち点を積み上げ、指揮官は「たくましいゲームをしてくれた。成長している姿を際のところで出してくれた」と昇格争いで一歩リードした結果に手応えを示す。

 3位群馬、4位熊本とは勝ち点8差で、讃岐に勝てば残り2試合で勝ち点を上回られることはないため、昇格が確定する。北九州は現在18勝8分け5敗。J3最下位に終わった昨年の6勝9分け17敗を大きく上回り、失点はリーグ最少の25点だ。一方、得点は46点でリーグ6位。「チャンスをもう一本ものにすると変わるが、まだそこまでいけてない。その先の精度が今後の課題」と小林監督は分析する。

■「油断すると地獄」

 対する13位讃岐とは前回5月の対戦で1-1の引き分け。MF加藤弘堅(30)は「いつも通りやれたらおのずと結果はついてくる。自分たちでチャレンジしていかないといけない」と気持ちを引き締める。

 チームは20日、ゲーム形式の練習などに取り組み2部練習で汗を流した。「90分終わった時に、目標の昇格、優勝をみんなで喜び合えたらいい」と加藤は決意を語る。ミクニワールドスタジアム北九州で悲願の昇格を決めることを、多くのサポーターが心待ちにしている。 (広田亜貴子)

 ◆熊本もJ2昇格の可能性 J2は24日が最終節で、現在22位で最下位の岐阜は既にJ3降格が決定。21位もJ3自動降格となるが、J3ではJ2ライセンスを保有しない藤枝が現在2位につけており、このまま2位以内に入ればJ2で21位チームのJ3降格はなくなる。藤枝が最終的に3位以下になればJ2からの降格は2チーム。J2最終節で降格の可能性があるのは19位町田、20位鹿児島、21位栃木の3チームで、鹿児島は福岡と対戦する24日の結果が重要になる。残り3節のJ3で首位の北九州は24日に勝てば無条件で昇格が決定。引き分け以下でも同日の群馬、熊本の結果次第で4年ぶりのJ2復帰が決まる。現在4位で2位藤枝と勝ち点3差の熊本も昇格の可能性を残している。

西日本スポーツ

最終更新:11/22(金) 12:04
西日本スポーツ

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