ここから本文です

椅子はあと一つだけ。自動昇格は横浜FCか、大宮か…勝点2差で迎える最終節、有利なのは?

11/22(金) 18:33配信

GOAL

 明治安田生命J2リーグはいよいよ24日に最終節を迎える。柏レイソルの優勝で残された椅子はあと一つ。自動昇格を争う横浜FCと大宮アルディージャがその座を懸けてラストゲームに臨む。22日に配信されたDAZN(ダゾーン)の『Jリーグプレビューショー』では、長年J2を追う解説者の佐藤悠介氏が登場。両クラブの監督・選手の貴重なコメントも交えて、白熱の昇格争いを展望していく。

下平監督就任後、勝率64%の横浜FC

 13年ぶりのJ1を見据えている2位横浜FCは、ホームで17位の愛媛と激突。3位大宮に2ポイント差をつけており、勝てば文句なしで昇格が決まる。しかし佐藤氏は「もちろん横浜FCがリードしている」と前置きしながらも、「サッカーは何が起こるかわからない。それくらい緊張感のあるゲームになるんじゃないかなと個人的には思っています」と、最終節までもつれ込んだ争いを展望した。

 横浜FCは5月にタヴァレス監督を解任し、ヘッドコーチであった下平隆宏氏を指揮官に昇格。すると就任後はリーグ戦で18勝7分3敗と勝率64%に到達。18試合無敗を達成するなど、一時は14位まで低迷したチームを一気に上位へ押し上げた。佐藤氏は下平体制になって最も変わった部分を次のように説明する。

「下平“ヘッドコーチ”から下平“監督”になり、好守において顔がしっかりしたというのが第一印象。守備のときはしっかりブロックを作って4-4-2で守りますけど、攻撃のときは後ろでしっかりボールを握りながら、可変システムで選手の立ち位置を少し変えて佐藤謙介選手や中村俊輔選手らボランチが一枚降りて、ボールをしっかり握ることによってスムーズにハーフウェイラインをまたぐところは、どこのチームよりスムーズにできています」

 ボランチが降りてしっかりとしてビルドアップを図る狙いは、前線に陣取る齋藤功佑が「俊さんと謙介くんのポジションを見ながら関係性を持ってプレーをするのは意識している」と話すように、チーム全体で意思統一ができている。

 下平監督も「そういった戦術的な部分も選手が理解してくれている」と手応えを感じているようで、「さらに元々このクラブが持っている選手のクオリティやマインドが噛み合っていい形で来ている」と自信を見せた。

 自動昇格は目の前。勝てば文句なしで決まる横浜FCだが、最終節のキーマンは誰なのか。佐藤氏は、中村俊輔の名前を挙げ、その理由をこう話す。

「彼は人に持っていないスペシャルがある。左足でなにか劇的なものが生まれるのではないかと思っています。彼自身はチームの力になりたいというところで、このチームに来たが、監督のサッカーを体現するうえで少し難しさはあったと思いますし、どういうふうに自分自身が生きるかというところを模索しながら、最後の一番大事なところでフィットして、なおかつ結果も出す。自分のパフォーマンスとチームの結果がリンクしている。これは大きな武器だと思います」

 今夏に活躍の場を横浜FCに移した中村は「粘っていたというか、ジュビロの頃からずっと自主練とか色々やっていたので、少し報われたかなというのはある」と話し、昇格を目の前にして「とうとう来たっていう瞬間。僕は半年もいないですけど、ぜひ上がって喜んでもらえたらと思います」と冷静に最終節を見据えていた。

1/2ページ

最終更新:11/22(金) 18:33
GOAL

こんな記事も読まれています

スポーツナビ サッカー情報

海外サッカー 日本人選手出場試合

あなたにおすすめの記事