ここから本文です

待ってました! 中国野菜の奥深さが堪能できる店がオープン/ひと皿の向こう側

11/22(金) 22:10配信

magacol

近年、魅力的な店が続々とオープンしている中国料理から目が離せない状況が続いています。

あまり知られていない特定の地方の料理を食べさせてくれる店、ワインやシャンパーニュと味わうモダンなチャイニーズを楽しめる店、店主のセンスと技が光る個性的な店、そして、ホテルの華やかなチャイニーズレストランもマイ飲食店リストから外せません。

大人気のため予約困難な店も増えていて、神楽坂【中国菜 膳楽房】もそんな一軒。
その【中国菜 膳楽房】の姉妹店【中国菜 智林】のオープンに、思わず「待ってました!」と、心の中で叫んだのは私だけではないはず。

メニューの中で特に目を引くのは、【中国菜 膳楽房】同様、珍しい中国野菜や旬の野菜などさまざまな野菜が味わえる野菜をメインにした料理。
意外な組み合わせやユニークなアプローチで野菜の美味しさを再確認させてくれる料理が並びます。食べたことのない中国野菜の料理を味わう楽しさも。

オーナーシェフの榛澤知弥(はんざわともや)さんが10年間修業した幡ヶ谷の【龍口酒家】が、野菜料理を多く提供していた店ということに加え、榛澤さんご自身も野菜好きということで、野菜料理を多く提供しているのだそうです。

誌面でご紹介したのはこちら。

汽鍋(チーグォ)という鍋を使った「汽鍋の蒸しスープ」。¥7,000のコースに含まれます(4人分ですので、4人以上のオーダーで)。
雲南省の伝統料理で、一年を通してさまざまな具材で食べられているそうですが、キノコの産地として知られる地方でもあるのでやはりキノコの採れる時期の、キノコをたくさん入れた鍋が格別。

こちらは今回使用した乾燥キノコ3種。

奥の白いキノコは四川省で採れたキヌガサタケ、手前右は福建省で採れたチャジュタケ、左が、栄養たっぷり、冬中夏草の一種であるサナギタケです。

具材は、大山鶏のひな鶏をベースに、3種の乾燥キノコ(写真)のほか、干しシイタケ、ヒラタケ、シメジ、カキノキダケ、生キクラゲ、ナツメ、干し貝柱、ネギとショウガは薬味として入れて、最後に取り出します。味付けは塩のみ。以上の具材のみを入れた汽鍋を、水を入れた鍋の上にのせて火にかけて5時間ほど蒸し煮にします。

鍋の中央にある小さな穴から出てくる水蒸気が循環することで、具材からは旨味やさまざまなエキスがしっかりと出ますが、具材自体の食感や旨味も保たれるところがこの汽鍋の素晴らしいところ。鶏肉もプルプルです。

1/3ページ

最終更新:11/22(金) 22:10
magacol

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事