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「地頭のよい子」はこうして育つ!

11/22(金) 21:15配信

All About

◆子どもの地頭力とは

みなさん「地頭」とか「地頭力」という言葉を耳にしたことがありますか? 最近ビジネスの中でも使われるようになってきた言葉で、普通の学力よりも広い意味で問題解決に役立つ知的素養のことです。

考えるための基本的な力、つまり車のエンジンのようなものです。同じ車体でも積んでいるエンジンの馬力が大きければ、より速く走ることができます。同様に地頭力に優れた人が勉強すれば、成績はぐんぐん伸びるでしょう。

実際の教育現場で子どもと接している人の話では、小学校低学年の時点でこの地頭力に相当の差があると感じるそうです。同じことを話しても、打てば響くような反応をする子どもと、きょとんとしている子どもがいます。

では幼児のころからしっかり勉強してきた子が地頭力が高いかというと、必ずしもそうでもないらしいのです。親から強制されて義務感でこなしてきた子どもというのは、すぐに結果を知りたがりプロセスを重視しない傾向が見られます。

早い話が自分の頭で考える習慣ができていない子には、地頭力がついていないということです。

◆子どもの「地頭力=考える力」は習慣で身につく

考える力は一朝一夕に身につくものではありません。常に心がけて習慣にしてしまう必要があります。それには家庭での子どもへの働きかけが重要です。

考える力を伸ばすためには、「親子の対話」が鍵となります。子どもが何か思いついて理屈として正しくないことを言ってきた時、どのように反応するかを例にあげてみましょう。

◆子どもの「地頭力=考える力」を伸ばす親子の会話
▼普通の親子の会話

子「おかあさん、再生紙ってちぎってもまた生えてくる紙のことだよね?」
母「なに言ってるの、紙が生えてくるわけないじゃない。一度使った紙を溶かしてもう一度紙にしたものよ」

▼地頭力を伸ばす親子の会話

子「おかあさん、再生紙ってちぎってもまた生えてくる紙のことだよね?」
母「さあ、どうかしらね。どうしてそう思うの?」
子「だってトカゲのしっぽはちぎれてもまた生えるんでしょう? だからこの紙もそうかなと思って」
母「じゃあ、やってみましょうか」
子「うん」

何日かして

母「あの紙はどうなった? 再生したかな?」
子「ううん。ちぎれたままだよ」
母「そう、じゃあ再生って元に戻ることじゃないのかしら。調べてみようか」
子「うん」
母「この辞典にはなんて書いてあるかな。えーと、『原料の一部に回収された古紙が含まれている紙のこと』ですって。使われた紙が新しい紙に蘇るという意味ね。でもあなたの言っていた、ちぎってもまた元にもどる紙って面白いアイディアだね。将来そんな紙ができるかもしれないわ」

子どもの豊かな発想は時にトンチンカンなものもあります。でもそれを否定せず肯定的に受け止めてあげましょう。

ブレーンストーミングだと思えばいいのです。もしかしたら上の質問をした子は、将来研究者になって本当に再生する紙を発明するかもしれません。

子どもは自分が何かを言うたびに、それを否定されていると何も言いたくなくなります。それよりもアイディアをどんどん口に出させてやりましょう。

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最終更新:11/22(金) 21:15
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