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危険物管理施設に浸水リスクの情報提供 六角川整備計画

11/22(金) 10:51配信

佐賀新聞

 国土交通省武雄河川事務所は21日、8月末の豪雨で大規模な浸水被害が発生したことを踏まえ改定を進めている六角川水系の河川整備計画で、専門家から意見を聞く学識者懇談会を開いた。杵島郡大町町の佐賀鉄工所大町工場から油が流出したことを受け、危険物を管理している施設に浸水の危険性の情報を提供することを新たに盛り込むことなどを事務局が説明した。

 佐賀市の県自治会館であった懇談会には、水工学や河川工学などが専門の大学教授らが顔をそろえた。

 これまでの議論を踏まえ、現行の河川整備計画には記載のない、危険物を管理する施設への浸水リスク情報の提供や、緊急避難場を高台に整備することなどを追記することを事務局が説明した。内水氾濫の影響が大きかったことから、支川の氾濫に着目したハザードマップの作成も盛り込んだ。整備の際は水辺の植物や生物にも配慮する。

 会合では、新たな計画で具体的にどのような事業に取り組むかが示される予定だったが、事務局側の検討が間に合わず、年明けの次回会合に先送りになった。委員からは「来年の出水期までの超短期的な対策など、スケジュールを示すことも大事」などの意見が出ていた。

最終更新:11/22(金) 10:51
佐賀新聞

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