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航空機また低空飛行、鬼北・松野で確認 米空中給油機か

11/22(金) 9:31配信

愛媛新聞ONLINE

 南予地域で相次いで目撃されている航空機の低空飛行が21日午後、鬼北、松野両町で再び確認された。灰色のプロペラ機1機が広見川沿いに出現。10月下旬から頻発する飛来に、住民は不安を隠せない状況が続いている。岩国基地など米軍の動きを監視する田村順玄元岩国市議(74)は愛媛新聞が撮影した機体の画像から、同基地のKC130空中給油機と推測している。
 午後2時20分すぎ、鬼北町下鍵山で確認された機体は、数百メートル上空から広見川を下流に下るように飛び去った。40代の主婦によると「大きな機体だったが、以前に聞いた夜のごう音よりはるかに静かだった。今回は、少し高く飛んだのではないか」と振り返った。
 午後2時25分ごろには同町興野々の上空を飛び、川下の松野町中心部(松丸地区)を避けるように広見川からいったん離れ南下した。住民によると同町蕨生などでも確認されている。
 鬼北、松野両町の住民から愛媛新聞に寄せられた情報によると、飛来は10月23日朝に始まり、少なくとも11月は5回の夜間飛行が確認されている。両町の役場などには住民からの苦情は寄せられていない。
 田村元市議は「九州のイエロールートでは低空飛行が何度も確認されているが、実のところ軍の動きはなかなか明らかにされない。愛媛の住民も不安な日々だと思う」と話している。
 2018年12月には高知沖で、KC130空中給油機と戦闘機が接触し、2機とも墜落する事故が起きている。
 県総務管理課には11月以降、西予、大洲市から飛行に関する情報が延べ6回寄せられており、その都度、外務省や中国四国防衛局に情報照会や(米軍だった場合の)飛行中止を申し入れているが、返答はまだないという。

愛媛新聞社

最終更新:11/22(金) 9:31
愛媛新聞ONLINE

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