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借金の有無から時代は「投資離婚」へ…共働き夫婦が抱えるリスク

11/23(土) 9:26配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 ネコババから離婚に発展するケースが増えているという。総合不動産グループのFGHが、20~60代の既婚男女を対象に行ったアンケートによると、離婚の理由として最も多いのが、「価値観の不一致」(51%)だったが、「不倫・浮気」(23%)に次いで「お金の使い方」(9%)も3位に入っている。同調査は、「あなたが知っている離婚の種類」についても聞いていて、そこでも「投資離婚」という答えが一定数あったのだ。あまり聞き慣れない言葉だが、夫や妻に内緒の銀行口座や資産があるのがバレてトラブルに発展し、離婚に至ることを指すようだ。

 男女問題研究家の山崎世美子氏が言う。

「私は夫婦関係に悩む相談者の多くに『宝くじが当たったら配偶者に伝えますか?』と聞いていますが、ざっと半数は『言わない』と答えます。お金の管理は信用のバロメーターです。それで聞いているのですが、お金を隠すのは相手を信用していない証拠だし、この相手には取られたくないという心理が働いています。平穏な状態ではありません」

 特にカネでもめるリスクが高いのは共働きの夫婦。相手の収入を把握していないケースが多いので、知らないうちにお金を貯め込んでいるケースは少なくない。

「昔は、お金のトラブルといえば借金の有無でした。いまは黙って貯め込んでトラブルというケースも目立ちます。お金のやりくりで困った経験がある家庭で、夫婦のどちらかに隠し資産の存在が発覚したら、『あのとき、なぜ出さなかったのか』と不信感が募りますよね。それでも女性はいざという時のために貯金していることが多いですが、男性は愛人と遊びたいとか趣味を充実させたいという理由が多い。だから、こっそり貯めているのが夫だった場合、妻が逆上することもあるのです。最近は夫のネコババでもめたという相談も受けます。会社関係者や共通の知人からもらった結婚祝いや出産祝い、あるいは見舞金を黙って懐に入れて、妻に相談せずにお返しも勝手にしてしまうというケースです。もらったことを知らない妻は、相手にお礼を言いませんから、人間関係だってギクシャクする。それで離婚に発展するほどもめるのです」(山崎世美子氏)

 隠し事はトラブルのもとだ。

最終更新:11/23(土) 9:26
日刊ゲンダイDIGITAL

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