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「女の子のしゃべり相手に」SNSで男が誘ったか 大阪女児不明 府警

11/23(土) 23:03配信

毎日新聞

 6日前から行方不明になっていた大阪市住吉区の市立小6年の女児(12)が23日、栃木県小山(おやま)市内の交番で無事保護された。「30歳くらいの男の家から逃げた」と話しており、栃木県警が同市内に住む自称・派遣社員、伊藤仁士(ひとし)容疑者(35)の身柄を確保。一緒にいた少女(15)も保護された。大阪府警は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)で知り合った女児を誘い出したとして、未成年者誘拐の疑いで伊藤容疑者を緊急逮捕した。

 ◇「うちに来ない?」SNSでメッセージ

 逮捕容疑は今月10日、SNSのメッセージ機能で「半年くらい前に来た女の子がいる。しゃべり相手になってほしい。うちに来ない?」などと送信。17日午前10時35分ごろ、女児の自宅近くの公園に誘い出し、小山市内の自宅まで連れ去って23日まで宿泊させたとしている。「誘拐しようと思ったわけではない」と容疑を否認している。

 府警によると、女児は23日午後1時半ごろ、小山署犬塚交番を訪れ、氏名を名乗った。靴を履かず、家を出る際に手にしていたスマートフォンも持っていなかった。パーカと紺色の長ズボン姿で目立ったけがはないという。

 女児が「もう1人、女の子が家にいる」と話したため、栃木県警が午後4時20分ごろ、自宅から出てきた伊藤容疑者に任意同行を求め、一緒にいた少女も保護した。

 ◇「大阪から電車で栃木へ移動、スマホを取り上げられた」

 女児の説明では、大阪から電車で栃木へ移動。伊藤容疑者の自宅でスマホを取り上げられ、少女を含む3人で過ごした。その後、怖くなり、23日午前10時ごろ、伊藤容疑者と少女が寝ている隙(すき)に逃げ出したという。

 女児が行方不明になったのは17日。午前11時ごろ、母親(38)が目を覚ました際に、娘がいないことに気付いた。スマホに電話をかけたが電源が入っておらず、無料通信アプリ「LINE(ライン)」でメッセージを送っても反応はなかった。

 母親が17日夜、府警住吉署に行方不明者届を出し、府警は19日に顔写真を公開して情報提供を呼びかけていた。【伊藤遥、土田暁彦、野田樹、堀祐馬】

最終更新:11/24(日) 3:00
毎日新聞

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