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「世界監視カメラ都市ランキング」トップ5を独占したある国の事情

11/23(土) 6:00配信

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「監視カメラ」と聞いてどのようなイメージを持つだろうか。日本を含めプライバシーの概念が確立・共有されている国々では、プライバシーが侵害される恐れから、ネガティブな印象を持つ人が多いかもしれない。

AIを活用した顔認証技術が急速な発展を見せる中、誰がどこで何をしているのかが一目瞭然になるディストピア的な社会になることを懸念する声が大きくなっている。

一方、監視カメラを設置することで犯罪を抑止できるという主張もあり、その存在意義についての議論は世界各国で活発化している。

英国の比較サイトComparitechがこのほど発表した世界各都市の監視カメラ動向をまとめたレポートは、監視カメラに関わる問題を考える上で有益となるかもしれない。

このレポート、世界120都市の監視カメラ(CCTV)の台数を分析。都市人口1000人あたりの台数に換算し、それを順位付けしている。

監視カメラが多いのはどの都市か、またなぜそうなのか。世界各都市の監視カメラ動向に迫ってみたい。

「監視カメラ都市ランキング」圧倒的差でトップとなった中国・重慶

Comparitechの「監視カメラ都市ランキング」レポート、1位となったのは中国・重慶市だ。人口1535万人に対し、監視カメラ台数は257万台。人口1000人あたりの監視カメラ台数は168台となった。

監視国家と呼ばれる中国。率先して監視カメラの導入を進めていることから、中国の都市が1位であることにそれほど違和感はない。

さらにいうと、このランキングトップ5を中国都市が独占し、トップ10のうち8つが中国の都市であることも驚くことではないだろう。

トップの重慶に次いで、監視カメラが多かったのは深セン。人口1212万人に対し、監視カメラは192万台。人口1000人あたりでは159台となった。

以下、3位上海(人口1,000人あたり113台)、4位天津(92台)、5位済南(73台)、6位英ロンドン(68台)、7位武漢(60台)、8位広州(52台)、9位北京(39台)、10位米アトランタ(15台)。

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最終更新:11/23(土) 6:00
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