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慶応魂 4年間全試合出場したソフトバンク5位柳町の流儀

11/23(土) 8:05配信

西日本スポーツ

■契約金4000万円年俸760万円で合意

 福岡ソフトバンクからドラフト5位で指名された柳町達外野手(22)=慶大=が22日、東京都内のホテルで入団交渉に臨み合意した。東京六大学では1年生からリーグ戦全102試合に出場。鉄人ぶりの原動力となった“慶応魂”を発揮してプロの分厚い壁を打ち破り、開幕1軍入りを果たすことを誓った。契約金4000万円、年俸760万円(金額は推定)。

【写真】茨城出身だけど…ソフトバンクの大ファンというドラ5柳町

■名門誇り胸に六大学全試合出場

 「KEIO」のユニホームに身を包み、大学日本一に輝いてから2日。柳町はプロ野球の日本一チーム「HAWKS」のユニホームに袖を通して、新たなステップを踏み出した。「やっと始まるな、と。第一歩と感じました」と、端正なマスクをぐっと引き締めた。

 明治神宮大会で打率4割を記録して優勝に貢献したヒットマンは、東京六大学リーグで通算113安打をマークした。タフネスぶりも際立つ。1年生の時からリーグ戦102試合に出場して、高橋由伸以来となる全試合出場を達成。慶大の主力として奮闘してきた。

 原動力となったのは名門校のレギュラーを張り続けた男の“慶応魂”だ。「試合に出るということは、学校の代表。それなのに防げる負傷で離脱すればチームに迷惑が掛かる。チームが負けたらどういう顔をすればいいか分からない。注意してやってきた」と言う。

 鉄人ぶりは努力のたまものだ。トレーニングだけでなく試合後や練習後には入念なストレッチを欠かさなかった。体調管理の面でも加湿器を購入したり、常にマスクも着用していたという。「体の強さが持ち味でもあるし、大学で1度も風邪をひいてません」と明かした。

■体調管理徹底 プロでも全部出る

 プロでも同じスタイルを貫くことを誓い、開幕1軍を目標に据えた。「一番近いところ(目標)。そこを目指してやる」と言い切る。成し遂げれば大学時代からの連続出場の継続も可能となる。外野は不動の柳田や憧れの中村晃、上林らがいる激戦区だが「挑戦していく。強い気持ちを持ちやっていく」と意気込んだ。

 福山チーフスカウトは「よく5位まで残っていた。秋山(西武から海外FA)のようになる可能性を秘める。現時点では、打撃で教えることはないかも。広角に打て、初対戦の投手でも苦にしない」と即戦力と評価している。

 今後も慶大でトレーニングなどに励み、来年1月から始まる新人合同自主トレに備える。名前の「達(たつる)」の由来は両親が「何事も達成できるように」との願いを込めて名付けてくれたという。プロでも掲げた目標に到達し続けていく。 (山田孝人)

西日本スポーツ

最終更新:11/23(土) 8:05
西日本スポーツ

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