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イタリアで人種差別に抗議しピッチを去ったGKに退場処分…選手の団結で試合は中止に

11/26(火) 12:40配信

GOAL

エッチェッレンツァ(イタリア5部)に所属するアガッザネーゼのGKオマル・ダッフェが人種差別に抗議してピッチを去ったところ、主審に退場処分を命じられた。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』などが24日、報じている。

セネガル出身のダッフェは、エッチェッレンツァリーグ第13節バーニョレーゼ戦に出場したが、試合開始から30分が経過した頃、選手との交錯をきっかけに、ホームの観客席から人種差別的な侮辱が浴びせられた。するとセネガル人GKは、人種差別に抗議。身に着けていたGK用手袋を地面に投げ捨ててピッチを離れると、主審から退場処分を命じられた。しかしアガッツェーゼのチームメートらがダッフェのために団結。全員でピッチから退場したため、主審は試合の中断を余儀なくされた。

なお『スカイスポーツ』は、主審が人種差別的な侮辱の言葉が向けられたことを把握しておらず、規定に則って退場処分とした可能性もあると指摘している。試合はその後、再開されておらず、今後はスポーツ裁判所の判断に委ねられることになる。

ダッフェが人種差別の標的とされたのは今回が初めてではない。昨シーズンにも、複数の試合において、動物の鳴きまねのようなチャントや人種差別的な侮辱を受ける被害に遭った。イタリアでは、現在も人種差別が相次いでおり、今シーズンに入ってからは、インテルFWロメル・ルカクやミランMFフランク・ケシエ、フィオレンティーナDFダウベルト・エンリケやブレシアのFWマリオ・バロテッリがターゲットとされている。イタリアサッカー連盟(FIGC)のガブリエレ・グラヴィーナ会長も先月、これを憂慮し、「VARを採用し、厳しい態度で非難していくべき」だと訴えていた。

最終更新:11/26(火) 12:40
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