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「中国人は採用しません」で炎上の東大特任准教授が反論「居酒屋でしゃべるぐらいのノリで書いた」

11/27(水) 10:26配信

東スポWeb

 28日放送のフジテレビ系「とくダネ!」は、東京大学大学院で特任准教授の「中国人は採用しません」のつぶやきを発端にした“差別論争”を取り上げた。

 特任准教授の31歳男性は 大学とは別に“最先端”のAI(人工知能)開発企業の経営者。20日に「中国人は採用しません」「そもそも中国人って時点で面接に呼びません。書類で落とします」とツイートすると「差別ではないか」と批判コメントが寄せられ炎上した。

 番組の取材に対し男性は「発言は企業の代表としてのもの。東大准教授として発したものではない」と反論。男性は「およそ200人の雇用データを分析し、中国人のパフォーマンスが低いことが統計的に明らかだった。社の採用について発したもので、差別の意識はなかった」と反論した。

 中国人NGの理由について「中国人の友達もいますし、私自身、中国人がめちゃくちゃ嫌いだとかはありません」としながら、「私の会社で中国人が情報を流出するアクシデントがあった。うちはAIを導入していて、そのAIがデータに基づいて分析する。中国人だったら80、日本人だったら90点みたいな、傷つける意図は全くない」と強調した。

 つぶやきを見た中国人が傷つくと思わなかったかの質問には「最近の若者はバカなんだよねって言われて傷つきます? ちょっとイラッとするぐらいですよね。中国人もバカだって結構言われているので、ポロっと書かれたくらいで、全然傷つかないです。居酒屋でしゃべるぐらいのノリで書いてしまいました」と持論を展開。問題視された投稿の撤回や削除はしないという。

 東京大学はホームページで「国籍はもとより、あらゆる形態の差別や不寛容を許さず、こうした書き込みがなされたことをたいへん遺憾に思います。不快に感じられた皆様に深くお詫び申し上げます」と謝罪メッセージを掲載。男性が経営する企業に出資する会社も謝罪。講義に寄付していた3つの企業は寄付の中止の方針を表明している。

 デーブ・スペクター氏は「中国人は10億人ぐらいいるので、何に基づいてそう言うのか説得力が全くないですよ」とコメント。「確かに海外でスパイ行為とか情報流出とかありますけど、コンビニでバイトしたり一生懸命働いている人もいるし、日本人も中国で働いている人もいっぱいいるから、今の時代、こんな発想自体が理解できない」と首をかしげた。さらに「説明するなら、こういう例があったとするとか、決めつけはよくない。アカウントは個人というけど、今の時代、個人なんかないですよ」と男性の言い分をはねつけた。

 社会学者で作家の古市憲寿氏(34)は「一般のIT企業で国籍を理由にするのは、10億人もいる中国人を国籍を持っているだけで差別するって合理性がないと思います。AIの研究者だから、本当はもっと合理性を突き詰めた思考とか研究ができているはずだとするならば、余計におかしいというか、そんな雑なくくりで見てしまうんだろうかっていうのが不思議ですね」と異議を唱える。

 古市氏は男性が「AIが判断した結果」と主張したことに「どんだけレベルが低いAIか分かんないですけど」と苦笑しながら「男性と女性の体力を見たら、個別で体力のない男性もいるし、体力がある女性もいる。女性とか男性とか、日本人とか中国人とかカテゴリーで見てしまうと、その中に注目できなくなる。全体の平均だけで採用するとかしないとかは、差別だって言っていいかもしれませんね」と言い切った。

最終更新:11/27(水) 10:28
東スポWeb

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