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【葉牡丹賞】ディアセオリー 大野「背中の感触すごくいい」

11/27(水) 21:40配信

東スポWeb

【葉牡丹賞(土曜=30日、中山芝内2000メートル)POGマル秘週報】開催が替わって今週末からJRAの中央場所は中山と阪神に舞台を移す。クラシックを目指す2歳馬の始動が年々早まる中、この年末は2歳GIが3鞍組まれていることもあり、条件クラスとなると逆に“小休止”の印象もあるが、中山で行われる1勝クラスの葉牡丹賞は例年、好メンバーが揃う傾向にある。

 過去5年の勝ち馬から2017年のジェネラーレウーノは次走のG�京成杯VからGI皐月賞3着。16年レイデオロは当時、GIIだったとはいえホープフルSを制し、翌年の日本ダービー馬となった。

 今年の登録馬もデビュー地を見ただけで福島、函館、札幌、新潟、京都…と多岐にわたり、傑出馬こそ不在も粒揃いのメンバー。そこで当欄はGIII札幌2歳S(8着)からの巻き返しを狙うディアセオリー(牡・高木)に注目した。

 記者は調整していた函館での動きの良さにほれて前走時に◎にした経緯もあり、いわば個人的な“リベンジ”も含んでいるが…。

 もっとも、同馬に引きつけられたのは20日の南ウッドでの1週前追い切りの動きが素晴らしかったことが大きい。

 2週前にも手綱を取った大野を直撃すると「いいですねえ。新馬(戦を使う)前の追い切りにも乗ってましたが、当時から成長しています。背中の感触なんかもすごくいい。今回どれくらいの競馬ができるかですけど、内容次第で春(のクラシック路線での活躍)への期待がふくらむくらいのものがあります」と抱負を口にした。

 一方で「道中の手応えが楽だった割に直線でのめる感じもした。跳びがきれいな馬だし、良馬場のほうがいいですね。気持ちのオン、オフがはっきりしているので距離は大丈夫。いかにスムーズな競馬ができるかでしょう」と課題を挙げつつも、同馬の癖や特徴、ベストのパフォーマンスをするために何が求められるかはしっかり把握している。

 同騎手と高木厩舎のタッグは14年スプリンターズS(スノードラゴン)、16年チャンピオンズC(サウンドトゥルー)のGI・2勝など数多くの結果を出してきた(24日終了時点でJRA62勝)。好相性には日頃の調教騎乗を含めた、厩舎との信頼関係が根底にある。

 前走の札幌2歳Sは福島芝9ハロンでの新馬戦V同様に抜群の手応えで4角先頭に躍り出る競馬っぷりも、最後で失速。もっとも、新馬戦は前後半4ハロンが3秒6差の超スローに対し、札幌2歳Sは逆に1秒5差のハイペース。開催最終週で稍重馬場なら必然的に差し馬優位だが、そこで好位追走から4角先頭の厳しい競馬なら着順をうのみにする必要はないだろう。

「まだ粗削りですけど、ここにきて成長しているし、新馬の勝ちっぷりからも期待の大きい馬。競馬センスがいい馬で体形からも長い距離が合う。1頭強いのがいるし、ここが試金石になりますが、今回の内容次第で先々が楽しみになるのでは」と厩舎の番頭・宗方助手も新コンビの鞍上同様に期待は大きい。

“1頭強い”とは札幌2歳Sで先着(3着)を許したダーリントンホールだろう。相手関係は決して楽ではないが、2戦目に新潟2歳Sではなく札幌を選んだのも、先を見据えて距離にこだわったからこそ。来春のクラシック路線へ名乗りを上げる資質を存分に示せるか、その走りに注目だ。

最終更新:11/27(水) 21:42
東スポWeb

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