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「やっぱり右手ですかね」スウィングの専門家が驚いた、渋野日向子の理屈を超越した球筋打ち分け術

11/27(水) 6:35配信

みんなのゴルフダイジェスト

普段は主にPGAツアーや海外メジャー、国内では男子ツアーを取材しているゴルフスウィングコンサルタント・吉田洋一郎。しかし、今年はこの人を見ずに終えるわけにはいかない、と女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップ リコーカップ」の会場へ。渋野日向子の練習ラウンドに密着取材!

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渋野はフェードヒッター? それともドローヒッター?

渋野選手の練習ラウンドで確認したかったのは、球筋です。テレビや写真で、スウィング自体はもちろん何度も見ていますが、球筋、弾道だけは目で見ないとわかりませんからね。

さて、渋野選手ですが、スウィングのシステム的にはフェードヒッターのように見えます。スウィング中にフェース開閉をあまり行わず、トップでもフェース面を閉じたままにしておき、ダウンからインパクトにかけては腰の回転を先行させて打っていくタイプで、PGAツアーでいえばダスティン・ジョンソンや、コリン・モリカワなどに似ています。

実際に練習場でスウィングを見ると、トップで左手甲が伸びる動きを見ても、体の回転量を見ても、いかにもフェードヒッター。実際に、キレイなフェードを連発していました。そこで、旧知の記者に「渋野選手って、やっぱりフェードヒッターなんですね」と話しかけると、「え? ドローヒッターだと思うけど」と意外な回答。どういうことでしょうか。

練習ラウンドに向かう途中、本人に確認してみると、たしかに「イメージはドローですね」という答え。そして、実際に練習ラウンドで、ホールによってドロー、フェードを打ち分けていました。これには心底驚かされました。

プロなんだから、ドローもフェードも打ち分けられるのは当然です。試合ではフェードしか打たないダスティン・ジョンソンだって、ドローが打てるに決まっています。しかし、渋野選手がすごいのは、スウィングのイメージをまったく変えないまま、球筋だけを変えてくるんです。

そして、繰り返しになりますが彼女のシステムは絶対にフェードが打ちやすいはず。逆にいえば、ドローを打つのは相当気持ち悪いはずなんです、本来は。

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最終更新:11/27(水) 17:27
みんなのゴルフダイジェスト

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