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大阪小6女児誘拐「家出したい」つぶやきに群がる危険な大人

11/27(水) 11:16配信

LIMO

2019年11月17日に大阪市に住む小学6年生の女児が行方不明になり、6日後に栃木県で保護され、誘拐容疑で35歳の男が逮捕されたというニュースは皆さんご存じでしょう。伊藤仁士容疑者と誘拐された女児はTwitterで出会い、Twitterの「ダイレクトメッセージ」という非公開でメッセージを送り合える機能を使ってやりとりをしていたようです。伊藤容疑者は調べに対して「SNSで助けを求めていた子を助けてあげた。正しいことをした」という内容を供述しているといいます。

そのダイレクトメッセージ機能について、Twitterで話題になったツイートがありました。RinSuzuki@Durandal(@RinSuzuki _FF)さんが「今女子中学生が『家出したい』とつぶやくとこー言うメッセージが大量に来るらしい…」と述べつつ載せた画像には、「家出したい」とつぶやいたアカウントに届いたダイレクトメッセージが映っていました。そこには次のようなメッセージが10件以上もあったのです。

「とめよーかー?」
「泊まる場所決まっちゃいました?」
「お近くですけどお助けしましょうかー?」

実際にTwitterで「#家出」というハッシュタグを検索すると、「家に帰りたくないために泊まる場所を探している」という未成年者のツイートがたくさん出てきます。そこではダイレクトメッセージの有無は確認できませんが、「泊めてあげる」という反応が数件は寄せられるといわれているのです。

SNSが発展した現在、未成年者の家出は昔とは変わってきているのかもしれません。事件の発生から10日が経ちましたが、この記事では今回の事件に関連して、ネット上で見られるさまざまな意見や反応をまとめてみました。

「下心見えてて気持ち悪い」

ネット上では、上記のツイートに衝撃を受けたという声や、「泊めてあげる」と声をかけた大人に対しての非難の声が多数寄せられています。

「怖い」
「吐き気すらする…」
「親切心に思えないの私だけ? 狙ってるようにしか思えない」
「確かに、家出にはDVから逃れたいってケースもあるから一概に止めることが良いわけじゃないけど、コレは下心しかないでしょ…。下心がなかったらシェルター的な施設を自力で探させて避難するように促せば良いだけ」

未成年者は判断能力が必ずしも十分なわけではありません。そのため、本当に家出をしたいと思っていたり心が弱っていたりすると、私たちから見れば下心が丸わかりのメッセージでも、魅力的な誘いに見えてしまうのかもしれません。弁護士の冨本和男さんは、2カ月ほど前に今回とよく似た事件が起こった際に「シェアしたくなる法律相談所」の記事で、「親切心で泊めたとしても原則としては未成年者誘拐罪が成立するのではないか」という見解を述べています。

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最終更新:11/27(水) 14:30
LIMO

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