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不登校対策にロボット!? 今までの常識に囚われない新たな取り組みとは

2019/11/28(木) 11:31配信

CBCテレビ

ことし10月、文部科学省が発表した2018年度の小中学校の不登校の児童・生徒数は過去最高の16万4528人に上ります。

【動画】分身ロボット「OriHime」の動く様子

そんな中、愛知県豊橋市は不登校児童などへの教育支援として東海3県の小中学校で初めて、分身ロボット「OriHime(オリヒメ)」を試験的に導入しました。

なぜ分身ロボット?

不登校対策の最前線を追跡取材しました。

不登校の子どもを持つ母親が語る現状とは

上田さんは、中学1年の次男と小学3年の三男の息子2人が不登校です。

上田さん:
「次男は、友達とトラブルを起こしたと本人から聞きました。三男は、自分が怒られたわけではないんですが、先生の檄が怖くて不登校に」

2人とも、もう数年間学校へ行っていません。
部屋にこもり、ゲームをする日々が続いています。

石川さん(仮名)は小学2年の長男が不登校です。長男にはディスレクシアという読み書きが困難な学習障害があり、授業についていけず自信を無くし、去年夏頃から学校に行けなくなりました。

石川さん:
「ものすごく落ち込みましたし、答えがないトンネルの中に入ってしまったような。誰も答えを与えてくれなかった。息子が家にいるようになってからは、マンションの共用廊下で『大きい声を出さないで』とか人目から隠すようなことをしてしまった」

母親の考えに変化「学校に戻らなくても別の道はある」

母親2人とも初めは「とにかく学校に戻ってほしい」と思っていましたが、子どもの悩みを聞いたり、同じ境遇の保護者と話をしたりするうちに考え方が変わってきたと言います。

上田さん:
「最終的に学校へ戻りたいと言えばそれも選択肢ですし、そうじゃなくて別の場所や道などを自分なりに見つけるのも選択肢。私はその選択肢を広げてあげるような助けができれば」

石川さん:
「『学校に行ける子が一軍で、学校に行けない子が二軍』ではない。学校に行けない子は、自ら選んで行っていないだけ」

不登校について専門家はこう話します。

愛知教育大・川北稔准教授:
「学校に行く行かないということに囚われてしまって、『とにかく学校に行きなさい』と一本調子の接し方だとますます悩みが話しづらくなることがある。
不登校というのは一つのサインのようなもの。もともと持っている不安や悩みをじっくり時間をかけて聞いてあげることが大事」

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最終更新:2019/11/28(木) 11:31
CBCテレビ

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