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毎年2000万円返済を継続 群馬銀行へ今後10年 95年発覚の市元職員 巨額詐欺事件で安中市

11/28(木) 6:13配信

上毛新聞

 群馬県の安中市元職員による市土地開発公社を巡る巨額詐欺事件について、市は27日の定例会見で、群馬銀行に対して、今後10年間もこれまでと同様に、毎年2000万円を支払う方針を明らかにした。1998年に市と公社が連帯して24億5000万円を支払う和解が成立。和解から20年が経過し、市と公社は今後の支払額などについて同行と協議を続けていた。12月25、26日に市民向けの報告会を行い、今後の対応について説明する。

◎残高は83年分

 和解条項では、初回に4億円、その後は毎年最低2000万円を支払い、10年ごとに再協議して支払い方法や金額を決めることになっている。

 市と公社は20年目となる昨年7月から今年3月にかけて、同行と協議を重ねてきた。これまでの返済額は8億円で、現在の債務残高は16億5000万円(83年間分に相当)という。

 報告会は、25日午後7時から市役所本庁、26日午後7時から松井田庁舎基幹集落センターでそれぞれ開催する。

《市土地開発公社を巡る巨額詐欺事件》

 1995年に発覚した、元市職員が公文書を偽造するなどして群馬銀行が公社に振り込んだ事業資金などをだまし取った事件。不正流用の総額は51億円に上った。同年に同行は元金33億8600万円などの返済を求めて提訴し、98年に和解が成立した。元職員は詐欺などの容疑で逮捕され、懲役14年の実刑判決を受けた。

最終更新:11/28(木) 6:13
上毛新聞

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