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「黄色のイクラ」は何の卵?次は「ウナギの完全養殖目指す」 止まらない“近大養殖”の挑戦

2019/11/28(木) 20:45配信

MBSニュース

マグロの完全養殖を果たした近畿大学が、また新たな養殖に挑んでいます。

黄色のイクラは「養殖アマゴの卵」

光り輝く黄金色の粒。11月28日に販売が始まったこの“イクラ”は「サケ」ではなく「養殖のアマゴ」から取り出されたものです。記者が食べてみました。

「1粒1粒がしっかりしていて、味も濃くておいしいです。」(記者リポート)

販売したのは、世界で初めてマグロの完全養殖に成功している近畿大学。魚を育てて商品化するノウハウは日本トップクラスです。

「ウナギの完全養殖」目指す

その近大が新たに完全養殖に挑んでいるのが『ウナギ』です。ウナギの養殖に使われる「シラスウナギ」の稚魚は漁獲量が激減し、価格が高騰。大阪・中央区でウナギを提供する店は…

「10年ほど前からだいぶ高くなって、僕らが出す値段もあげているので、お客さん遠のいている。」(菱富本店 河村真也社長)

そこで、近大は2018年からウナギの「完全養殖」の研究を和歌山・那智勝浦町で開始しました。

2019年9月には養殖ウナギの受精卵を人工ふ化させることに成功し、現在は1000匹ほどを育てていますが、完全養殖までには3年かかるとみています。

課題は「稚魚の単価」です。ウナギの完全養殖はこれまでに成功例がありますが、稚魚1匹が最低でも5000円と高額で商業化に至っていません。

「近大はマグロをはじめとして、いろんな魚種の完全養殖を成し遂げているので、ウナギについても新しいブレイクスルーがあればと思っています。」(近畿大学水産研究所浦神実験場 田中秀樹場長)

完全養殖のうなぎが食卓にのぼる日はいつになるのでしょうか。

最終更新:2019/11/28(木) 20:54
MBSニュース

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