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ヒントは休憩中の“囲碁”だった…『QRコード』開発秘話 生みの親が明かす「特許オープンにした」ワケ

11/28(木) 21:46配信

東海テレビ

ニュースOne

「QRコード」。ウェブサイトへのアクセスや最近ではキャッシュレス決済でも使われています。

 このQRコードを開発したのは、愛知県に本社を置くデンソーの技術者。生みの親を取材すると、驚きの開発秘話が明らかになりました。

■暮らしの中で欠かせない「QRコード」

 今や、見かけない日はないほど普及したQRコード。キャッシュレス決済に、HPへのアクセス、最近ではお墓にQRコードを付けて故人の情報を記録するサービスもあるなど、その利用法は多岐にわたります。

 そのQRコードの生みの親は、実はモノづくり愛知の雄「デンソー」。しかも、開発されたのは25年も前のことです。

 現在は一事業部から分社化し、愛知県阿久比町に「デンソーウェーブ」として会社を構えています。

■生みの親が明かした開発のきっかけは「囲碁」

 開発者の原昌宏さんにQRコードを開発したきっかけを伺いました。

デンソーウェーブ 原昌宏主席技師:
「QRコードがない時に、我々製造現場は(部品を)バーコードで管理していたんですね。バーコードを8-10個くらい並べて読ませていたんです。そうすると非常に作業効率が悪いのと、やっぱり作業員が『疲れる』と非常に不平不満があったものですから、そこで(多くの情報を)一発で読めるコードを開発しようということでQRコードをつくりました」

 元々は、自動車工場の部品管理のために作られたQRコード。

 情報量はバーコードの実に200倍。この縦横に白と黒の四角が並んだデザインが特徴ですが、その配列パターンで情報を表現しています。

 QRコードをカメラで読み取るだけでウェブサイトにアクセスできるのは、サイトのURLなどがこうした四角の並びに「変身」しているためです。

 また、素早く読み取れるのもQRコードの特徴で、対応する文字数は、英数字でなんと最大4000文字以上。

 四角の大きさを細かくしたり、QRコード自体を大きくしたりすることで、文字数の範囲なら無限にパターンを作ることが出来ます。

 このデザイン、ヒントになったのは原さんの昼休憩の「遊び」でした。

原さん:
「私が昼休みに会社で囲碁やっていたんですね。囲碁のマトリクス状に白黒を配置することが情報入れやすいので、これだと思いましたね」

 なんとヒントは「囲碁」だったのです。

 そんな遊び心がきっかけで、なくてはならないものにまで普及したQRコード。拡大の背景には、開発当初の英断があったといいます。

原さん:
「QRコードはいっぱいあっても、インフラは整備しなければいけないので、インフラはデンソー1社では早くできないということで、多くの企業に参入してもらうために特許をオープンにしたということですね」

「まずはQRコードが普及するように」とあえて特許をオープンにしたことで次々に他の企業などが採用するようになりました。

 さらにはカメラ付き携帯電話の普及もあり、爆発的に拡大。

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最終更新:11/28(木) 21:46
東海テレビ

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