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ヒントは休憩中の“囲碁”だった…『QRコード』開発秘話 生みの親が明かす「特許オープンにした」ワケ

11/28(木) 21:46配信

東海テレビ

買い物の支払いやコインロッカーのカギ代わりなど、セキュリティに関するシーンにも広がっています。

■広がり続ける「活躍の場」…銀行、電車、無人コンビニにも

 最近でも様々なところに活躍の場が広がっています。

 鹿児島銀行が試験導入したATMはキャッシュカードの代わりに、契約者の「顔」情報などが入ったQRコードをスキャン。ATMを操作している人が本人かどうか、ATMの内蔵カメラで認証。

 本人とわかればお金が引き出せますが、本人以外では引き出せません。

 さらに、東京の都営地下鉄ではホームに入ってくる電車のドアにQRコードが貼られています。

 このQRコードを、駅のホームのカメラで読み取ると、転落防止のホームドアが電車のドアが開くのに合わせて動きます。

 ホームドアの連動にはこれまで数千万円規模の改修が必要でしたが、このQRコード式では数万円で導入できるなど、コスト削減にも貢献しています。

 また愛知生まれのこの発明は、海外でも活用されていて、アメリカのシアトル州にある店員のいないコンビニ「Amazon Go」では、入店時に個人認証をする際、QRコードが使われているといいます。導入が低コストで済むため、途上国で社員証などのIDカードでも普及が進んでいます。

■まだまだ広がる活躍の場…開発者も期待する「想像しない使い方」

 昔ながらの囲碁をヒントに生まれ、いま、最先端のサービスにどんどん広がっているQRコード。開発者の原さんが期待する新たな分野とは…?

原さん:
「(災害時などは)個人に医療情報が入ったQRコードを持たせることによって、避難所などで読ませて適切な診察を受けられるとかそういう使い方に今後期待しています。これからもいろんな皆さんのアイデアでいろんな使い方ができると思いますし、我々も想像していない使い方もありますしね、それがあると嬉しいですね」

東海テレビ放送

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最終更新:11/28(木) 21:46
東海テレビ

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