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住宅街に響いた銃声!あえて自動小銃を使ったメッセージとは? 尼崎・暴力団幹部銃殺

11/28(木) 19:37配信

FNN.jpプライムオンライン

兵庫・尼崎市で11月27日午後5時ごろ、「神戸山口組」の幹部で、傘下組織「三代目古川組」の古川恵一総裁(59)が自動小銃で10発以上銃撃され、死亡した。

【画像】事件の背景に?山口組の分裂状況と関係性

銃撃した男は現場から車で逃走。その後、京都市の路上で見つかった際、警察官に拳銃を突きつけたため、銃刀法違反などの容疑で現行犯逮捕された。

逮捕されたのは、「山口組」傘下の元暴力団組員・朝比奈久徳容疑者(52)。

事件当時、古川幹部は親戚が経営する飲食店で食事をしていた。そこに朝比奈容疑者が現れ、古川幹部を外に連れ出すと、すぐさま自動小銃を10発以上発砲したという。

現場近くにいた人は「動かない。手も足も大の字で寝たまま。お店の前で倒れているという感じ」と当時の様子を話した。

街中での犯行に衝撃が広がる

今回の事件があったのは、尼崎駅から500mほどのところにある商店街の一角…マンションなどが立ち並び、27日夕方も買い物客や帰宅途中の人がいたという。

現場近くの人;
パンパンパンってちょっと間を空けて、5回か6回ぐらいかな。すごい響いてましたね。金属音みたいなガシャーンって音

28日朝、現場近くの小学校では、児童に付き添う多くの保護者の姿が。

小学生の保護者;
すごく怖かったですね。帰りも学校が終わってから連れて帰ると思います

人通りも多い住宅街に響いた、乾いた銃声。それは、軍隊でも使用される自動小銃によるものだった。

凶器となった自動小銃は、軍隊や自衛隊などでも採用されているもの。弾薬が自動的に装填されるため、間を置かず連続して撃つことが可能で、高い殺傷能力を持つという。

今回の事件では、日本では一般に出回るはずのないこうした凶器が使われた。その背景には、山口組の分裂があると見られている。

山口組の分裂騒動が背景に...過去にも事件が起きていた

全国最大の暴力団である「山口組」は2015年8月に分裂し、一方が「神戸山口組」を結成。さらに2017年4月神戸山口組から離脱した勢力が「任侠山口組」を立ち上げ、「山口組」「神戸山口組」「任侠山口組」の三つ巴の対立が激化しているのだ。

古川総裁が神戸山口組系の幹部だったのに対して、逮捕された朝比奈容疑者は、山口組系の組員だったという過去もある。

また、山口組と神戸山口組をめぐる事件は、これまでも起きている。

2019年8月、神戸市の防犯カメラに映った、フルフェイスのヘルメットを被る人物。この際に銃を向けたワゴン車には、山口組系の組員が乗っていた。ヘルメット姿の人物は窓越しに発砲しそのままスクーターで逃走している。

さらに10月、神戸市で今度は神戸山口組系の組員2人が銃撃される事件も発生した。現場を偶然通りかかった、車のドライブレコーダーの映像には、「パン」という銃声音が鳴り響いたあと、路肩に横たわる人物が。その脇には、仲間とみられる面々が「救急車!」などと助けを求める姿が映っていた。

山口組をめぐっては2019年10月、今後の抗争のキーマンとされるナンバー2、高山清司若頭が出所。

司忍組長とともに、組織を束ねるナンバー1とナンバー2が5年ぶりに揃ったことになる。このタイミングで起きた事件は、今後の抗争をどう左右することになるのだろうか。

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最終更新:11/29(金) 15:30
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