ここから本文です

入手困難な自動小銃「M16」使用、店外に連れ出し連射か 神戸山口組幹部射殺

11/29(金) 5:30配信

神戸新聞NEXT

 兵庫県尼崎市の路上で27日夕、指定暴力団神戸山口組(神戸市中央区)の古川恵一幹部(59)=尼崎市=が射殺された事件で、発砲した男が直前に、古川幹部のいた飲食店に客として入っていたことが28日、捜査関係者への取材で分かった。男はその後、古川幹部を店外に連れ出して自動小銃で連射。自動小銃は米軍の主力兵器として使われているもので、個人での入手は考えにくいという。警察当局は、事前に綿密な計画を立てていた可能性があるとみて、組織的関与の有無などを捜査する。

【図】「山口組」3分裂の経緯

 この事件では京都府警が27日、銃刀法違反容疑などで無職朝比奈久徳容疑者(52)=愛知県江南市=を現行犯逮捕。現場から逃走した車に乗っているところを確保され、兵庫県警などは射殺の実行犯とみている。

 捜査関係者によると、朝比奈容疑者とみられる男は27日、古川幹部の親族が経営する飲食店に来店。その後、店外に出て、近くに駐車した軽乗用車から自動小銃を取り出し、店外に呼び出した古川幹部を至近距離から撃ったとみられる。

 朝比奈容疑者は現場から約40キロ北東の京都市内で確保された。その際、「(古川幹部への発砲は)自分がやった」「別の神戸山口組の組員を狙うため京都に向かった」と話したという。

 逮捕の際に押収された銃は、いずれも米国製の自動小銃「M16」と、回転式拳銃だったという。車が尼崎市内で借りたレンタカーだったことも判明した。

 神戸山口組は2015年8月、全国最大の指定暴力団山口組(神戸市灘区)から分裂し発足。17年4月には、さらに神戸山口組から分裂する形で任侠(にんきょう)山口組(尼崎市)が結成された。各地で抗争事件が続発し、兵庫県内では最初の分裂以降、古川幹部を含め組員4人が殺害されている。

最終更新:11/29(金) 7:49
神戸新聞NEXT

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事